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【RISE】直樹が闘牛士さながらのKO勝利、猛進の山口侑馬を下し決勝戦に

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2020/01/13(月)UP

直樹のパンチが山口の横顔にヒット

RISEクリエーション
『RISE 136』

2020年1月13日(祝・月)東京・後楽園ホール

▼第3試合 RISE WORLD SERIES 2020 -63kg出場決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
○直樹(BRING IT ONパラエストラAKK/ライト級4位、スック・ワンキントーン スーパーライト級王者)
TKO 3R 2分50秒 ※レフェリーストップ
●山口侑馬(山口道場/スーパーライト級1位、元Innovationライト級王者、元DEEP☆KICK 60kg級王者)
※直樹が決勝戦に進出

 今年開催が決定している『RISE WORLD SERIES -63kgトーナメント』の参戦をかけた、4人制の1dayトーナメント準決勝戦。

 直樹は伝統空手出身で、現在6連勝中。元新日本王者・中尾満や元J-NETWORK王者・前口太尊といった元王者クラスにKO勝利している。昨年11月にはムエタイルールのスック・ワンキントーンに参戦、スーパーライト級王座決定戦で勝利し、王座を勝ち取るなど勢いに乗る。
 対する山口は19勝のうち14がKO勝利といったフィニッシャー。昨年9月にはスーパーライト級王座を無敗の山田洸誓と争いKO負けしてしまった。今回のトーナメントで優勝し、捲土重来を期す。

直樹の膝蹴りが炸裂

 1R、パンチで仕掛けるのは山口。直樹は下がり様子を見ながらハイキック、ヒザ蹴り。中盤を過ぎた頃から、直樹が山口の動き・距離感を掴めてきたのか、直樹のパンチが詰めてくる山口にヒットし始める。

 2R、直樹は時折サウスポーに構えを変え、ノーモーションでの左を入れる。山口も大きく踏み込んでパンチをヒットさせる場面もあるが、直樹はパンチから蹴り、ジャブからのロングのストレートでほぼ中に入れさせない。パンチを振り回す山口に、数センチの距離を見切りながら打ち合う直樹。終盤はことごとく直樹のストレートが山口にヒット。被弾で顔を赤くさせながらも、それでも向かう山口。

 3R、山口がボディからの連打をまとめる場面も見せるが、直樹が突き放し右ストレート。笑顔を見せる山口だが、直樹のワンツー連続を被弾し、脚に来ている。ヒザをつきかけるがふんばる山口。突進する山口に、直樹の下がりながらのフックが入り、ついに山口がダウンする。

TKOにより直樹が勝利

 立ち上がった山口に、直樹は冷静的確にパンチを入れ続ける。気合で突っ込む山口だったが、ラウンド終盤、ついに防戦一方で下がらされ、レフェリーが試合を止めた。直樹が決勝へと駒を進めた。

※全試合結果はこちら

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