【HEAT】グラウンド巧者のパーキが草を封じ込め勝利、ライト級新王者に
HEAT事務局・志村道場・日本拳法同心会館
『HEAT46』
2020年1月19日(日)東京・ニューピアホール
▼第3試合 HEAT総合ルールライト級王者決定戦 5分5R
●草・MAX(TEAM CLIMB)
判定0-3
○パーキ(韓国/TEAM MAD ULSAN)
※パーキが王座獲得
1R、サウスポーは草。遠くから右ロー、左ミドル。パーキがカーフ気味の左ローを見せる。両者単発の打撃を見せる静かな立ち上がりの中、パーキが強烈な右ミドルを見せ会場がどよめく。草の右ヒザに合わせパーキが右フックをテンプルにヒット。パーキが右ストレートをボディに伸ばし、草を下がらせ始める。3分に入ろうかというところで草の右ローがパーキの下腹部に入り一時中断。再開後は草が飛び込んで左ストレート、左ミドルをを当てるが距離をコントロールするのはパーキ。終盤に右ストレートを当てる草を下がらせる。
2R、草が左ストレートを当てると打ち合いに。赤コーナーに背をつけたパーキへ草が至近距離のフックを見せるが、パーキがフェイントから右フックをヒットし、草がタックルに逃げる。下になった草へパーキがパウンド。背後を取られ一度は立ち上がるも、パーキの投げで転がされる。立ち上がりスタンドヘ脱出、再びスタンドに入ると、ラウンド終了直前にパーキが強烈な右ミドルを草のボディに叩き込む。
3R、左ロー、組んでヒザと下への攻撃に切り替えた草に、パーキが右フックを振るうと草の顔面をとらえダウン。倒れ込んだ草にパーキが覆いかぶさりパウンドを落とすが、草はサイドポジションのパーキの背中で両手をクラッチ。体勢を変え続け、このラウンドをしのぎ切る。
4R、グラウンドで上を取るのはパーキ。サイドポジションで上を取られた草はコツコツ横からパンチを当てながら、コーナーを上手く使い立ち上がり、スタンドへ引き戻す。グラウンドで体力を消耗したパーキは体が流れるが、草もパンチを打ち込んだ勢いで体ごとパーキにぶつかり再びグラウンドへ。パーキが足を取りに行く中でラウンド終了のゴングが鳴る。
最終ラウンド、グラウンドに引き込みたいパーキがタックルでテイクダウン。一度はスタンドに戻すも、再びパーキにテイクダウンを奪われグラウンドに引きずり込まれる。グラウンドコントロールに優れるパーキがサイドポジションで上を取り、草は何もできず。最後は草がバックを取られたまま試合終了のゴング。トータルマスト判定でジャッジ3名がパーキを支持し、新王者誕生となった。
マイクを握ったパーキは「ありがとうございました! 本当にうれしいです。今日はすごい、すごい」と興奮し言葉にならない様子。最後に「チャンピオンのパーキです」と王者の名乗りを上げ、ファンからの熱い祝福を受けた。
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