【ONE】ジョシュア・パシオが寝技師シウバを振り切り僅差判定勝利、2度目の防衛果たす
ONE Championship
『ONE: FIRE & FURY』
2020年1月31日(金)フィリピン・マニラ モール・オブ・アジア・アリーナ
photos by ONE Championship
▼第11試合 メインイベント ONE世界ストロー級チャンピオンシップ 5分5R
○ジョシュア・パシオ(フィリピン)
判定2-1
●アレックス・シウバ(ブラジル)
※パシオが2度目のタイトル防衛
パシオはウーシュー(武術太極拳)やムエタイをベースとするファイター。フィリピンの名門ジム「チーム・ラカイ」で腕を磨き、2018年9月にかつて一度敗れた内藤のび太を破りONE世界ストロー級王座を戴冠。2019年1月に猿田洋祐に2-1の惜敗で破れ陥落したが、同年4月のダイレクトリマッチではKO勝利し王座を取り返した。同年11月に同国人であるレネ・カタランを破り初防衛に成功。今回が2度目の防衛戦となる。
対するシウバはブラジリアン柔術黒帯で、2008年に世界柔術選手権優勝。ONEに参戦すると5連勝。2017年12月に内藤のび太を破りONE世界ストロー級王座に就いた。5ヶ月後のリマッチでのび太に破れ王座を返上。3連敗の後、アームバーで2連続一本勝ちを決め今回の挑戦権を勝ち取った。プロ戦績は9勝4敗。9勝のうち8つが一本勝ちと、サブミッションフィニッシュ率89%を誇る。
1R、開始早々にシウバがタックル、組み付いてグラウンドに引き込むも、パシオが拒否しスタンドに戻る。パシオの蹴りに合わせタックルを仕掛けるシウバ。右ロー、入り際に右アッパーを突き上げるパシオへシウバがタックルを仕掛けるも、上を取られたパシオに立たれグラウンドに持ち込めない。距離を取るシウバにバックスピンキック、右ローで削りにいくパシオ。ラウンド終盤にシウバがタックルでテイクダウンを奪う。
2R、シウバがパシオの左足をつかみグラウンドへ。逃げるパシオを追いシウバが上を取る。パシオの立ち際にシウバが引き込み下へ。決め手なくスタンドへ戻るとパシオの右ミドルをキャッチしテイクダウンを奪う。シウバの肩固めをパシオはしのぐが続けてヒールを取りに行くシウバ。グラウンドでシウバが優勢のままラウンド終了のゴング。
3R、体を上下に揺らしながらプレッシャーをかけるシウバ。ジャブでリズムを作るパシオがアッパーをボディ、アゴに打ち分けていく。パシオのパンチに合わせシウバが組み、ケージ際から持ち上げテイクダウン。パシオの立ち際にシウバがヒザを突き上げる。
4R、シウバのタックルを受けるがパシオが上をとりシウバがガードポジション。足を抜き立ち上がったパシオはスタンドの攻防を望み、グラウンドを誘うシウバに付き合わない。4分経過時にシウバがテイクダウン。ギロチンを仕掛けるも仕留めきれず。
5R、パシオの飛びヒザを受けるもタックルに繋げたシウバが上に。立ち上がったパシオの足を取り残り1分半で再度グラウンドに持ち込む。上を取るのはシウバだが、パシオがシウバを逃がさず終了のゴングまでコントロールしきった。
一進一退の攻防を裁いたジャッジの判定は割れ、1人目はシウバ、2人目はパシオを支持。最後の1人の支持はパシオに与えられ、パシオが僅差判定勝利。元王者のシウバを下し、パシオが2度目の防衛を果たした。
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