【ONE】平田樹が初TKOで3連勝、タイトル挑戦へ大きく前進
ONE Championship
『ONE: WARRIOR’S CODE』
2020年2月7日(金)インドネシア・ジャカルタ イストラ・セナヤン
photos by ONE Chmpionship
▼キャッチウェイト53.4kg
●ナイリン・クローリー(ニュージーランド)
TKO 3R3分27秒 ※パウンド連打
○平田 樹(日本/K-Clann)
平田は「ABEMA」の人気企画『格闘代理戦争3rdシーズン』で優勝しONEと契約。昨年6月のデビュー戦ではアームロックで一本勝ち、10月の両国大会ではリカ・イシゲにアームバーで勝利と2連続一本勝ちを収めている。今回は当初32.2kgのアトム級での契約となっていたが、平田がハイドレーションテスト(尿比重の検査)をパスできず計量オーバー。対戦相手のクローリーの同意を得てキャッチウェイトでの契約となった。
そのクローリーは当初平田との対戦が決定していたビー・ニューイェンの代打として出場。4度のONEウォーリアーシリーズ出場を経て、今回の本戦出場のチャンスを得た。
1R、速いジャブ、右ローを放つクローリーにジリジリとプレッシャーをかける平田。平田からタックルを仕掛けるが腰が高く、クローリーの首相撲に捕まる。再びタックルを仕掛け、一度は切られるも投げてグラウンドへ。立たれるも今後は首投げからの大外刈りでテイクダウン。これも立たれるが、一連の流れを経て両者の距離が縮まる。残り1分で平田が右フックから首をつかみ、そのまま押し倒すようにグラウンドへ。マウントポジションからパウンドを落とし、平田が優勢のままラウンド終了を迎える。
2R、小手投げでテイクダウンを奪った平田が鉄槌で削りながら横三角絞めへ。立ち上がったクローリーへヒザ蹴り、再び小手投げから袈裟固めの体勢で鉄槌を落とし続ける。ラウンド終了まで逃げられないクローリーを一方的に殴り続けた平田は、インターバルに入るとダンスを踊る余裕を見せる。
3R、疲れの見えるクローリーが打撃で攻めるが、体が流れ気味。平田のダブルレッグに抵抗できずあっさりとテイクダウン。サイドポジションから立ち上がったクローリーをまたもグラウンドに引き戻し、マウントポジションからパウンド。バックマウントを取るとさらに拳を落とし続け、動きが止まったクローリーを見たレフェリーが試合をストップし、平田が初のTKO勝利。タイトル挑戦へ大きく歩を進めた。
試合後にマイクを向けられた平田は「体重が落ちなくて、対戦してくれた相手に感謝したいです」と計量をパスできなかったことを謝罪。そして「グラウンドで決めようと思いましたが、グラップリングもできるので手こずりました」と、見た目の内容よりも強敵相手だったことを明かした。
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