【RIZIN】朝倉未来が貫禄のTKO勝利、横浜大会で元ONE王者の朴光哲と激突へ(試合動画あり)
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.21』
2020年2月22日(土)静岡・浜松アリーナ
▼メインイベント第10試合 スぺシャルワンマッチ RIZIN MMAルール : 5分3R(68.0kg)※肘あり
○朝倉未来(トライフォース赤坂)
TKO 2R 2分34秒 ※パウンド
●ダニエル・サラス(メキシコ/BONEBREAKERS TEAM)
前日計量を終えた朝倉は「初めての浜松大会なので、RIZINの素晴らしさを見せられれば。明日はKOするので見ていて下さい」とKO宣言。対するサラスは2007年にプロデビューし戦績は16勝(5KO/8S)6敗と高いフィニッシュ率を誇る。15年にはUFCの登竜門のTUF(The Ultimate Fighter)のラテンアメリカ版にも参戦。2015年以降は年に1回のペースで試合をこなし現在2連勝中。朝倉は「トリッキーでやりにくい、タフな選手」と評価する。
1R、サウスポーに構える朝倉。長い手足を持つサラスのワンツーに早速右アッパーのカウンターを合わせる。構えをスイッチしながらジャブとローキックを放つサラス。右ボディから左ストレートを顔面に打ち込む朝倉、サラスの動きが一瞬止まる。しかしサラスはダメージを感じさせず回転蹴りで意表をつく。朝倉がスーパーマンパンチのように左フックを放つと、サラスの腰が一瞬落ちる。オーソドックスに構えて左手を朝倉にかざして距離を測るサラス、一方の朝倉は大きなフックを見せながら、残り30秒で左ハイキック! これでサラスの右目尻がカット。終了間際、朝倉がサラスへ左ボディを効かせる。
2R、開始直前にサラスのカット部分をドクターがチェック。開始直後、傷口を狙ったか朝倉の左ハイキック。構えを左右に変えるサラスの左右のジャブをダッキングで見切りながら打ち終わりを狙う朝倉。右ローをフェイントに強烈な左ミドルを放つ朝倉、その伏線があってから次いでの左ハイキックでサラスが崩れるようにダウン。蹴り足をキャッチし耐えたように見えたサラスだったが朝倉が追い討ちのパウンド、サラスの意識を刈ったところでレフェリーが試合を止めた。
「応援ありがとうございました、初の浜松大会ということでどうでしたか?」とマイクを持った朝倉に会場のファンは拍手で応える。「相手が強かったのでKOできてよかったです。怪我もないので4月も出ようかな。横浜アリーナで会いましょう」と朝倉が連続参戦を発表すると、突如、元ONEライト級王者の朴光哲(KRAZY BEE)がリングイン。「朝倉選手、横浜やるって言ってたんですけど、誰とでもやるって言ってたので立候補しても良いでしょうか。気合い入れて頑張るのでどうでしょうか?」と突然の対戦表明に朝倉も戸惑いの様子。それを受けてリングインした榊原CEOが朝倉へ対戦の同意を求めると「別にいいですけど」と、合意した朝倉。
これまで朴と同門選手の矢地祐介を下し、KRAZY BEEと浅からぬ因縁もある朝倉だが、朴にとっては意に介したことでなく「ファイターとして一番勢いがあって、一番稼いでいる選手と戦う」というのが目的だとし、「負けたら辞めます」とこの勝負に進退を掛けるとも約束。これまで穏やかに話していた朴だったが、最後は朝倉へ「しっかり練習しとけよ、クソガキ」と攻撃的な一面を見せて朝倉を牽制した。
▼RIZIN浜松大会 朝倉未来vsサラス
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