【DEEP JEWELS】19歳・古瀬美月が52歳ベテラン玉田育子にパワーで圧勝
DEEP事務局
『DEEP JEWELS 28』
2020年2月24日(月・祝)東京・ニューピアホール
▼第6試合 DEEP JEWELS ミクロ級トーナメント一回戦 5分2R
●玉田育子(AACC)
判定0-3 ※18-20、19-19(マスト判定古瀬)18-20
○古瀬美月(Y&K MMA ACADEMY)
本大会から開催されるDEEP JEWELS ミクロ級王座決定トーナメントの1回戦。玉田は2010年6月、女子総合格闘技イベント『VALKYRIE』で初代フライ級王者に。14年9月には女子MMAで世界最大の団体『Invicta FC』にも参戦している。約3年半のブランクの後、19年3月に復帰しマドレーヌ、KOTORIに連勝、その実力は常に進化している。
玉田と対戦する古瀬は「ABEMA」の『格闘代理戦争3rdシーズン』の女子トーナメント戦で青木真也推薦選手として出場し、注目を集めた。今回のトーナメントではこれまで主戦場としてきた49kg台から44kgのミクロ級まで約5kg絞っての参戦となる。
1R、細かい出入りを見せる玉田にタイミングを合わせ、パンチを繰り出す古瀬。古瀬が上体を振りながらプレッシャーをかけ左ストレートを放つと玉田が大きくバランスを崩す。古瀬のパンチの空振りに合わせ玉田がタックルを仕掛け、古瀬をケージに押し付け左足を取る。リフトしテイクダウンを奪い玉田が上に。古瀬が玉田の右腕を取り、玉田が左手でコツコツとパウンドを落とすままラウンド終了のゴングが鳴る。
2R、開始早々に玉田がタックルを仕掛けケージに直行。離れ際の古瀬のワンツーをかい潜った玉田が再度タックルを仕掛けるが、それをつぶし上を取ったのは古瀬。パワーでポジションを作る古瀬にスタンドになれば即座に玉田がタックル。しかし、ポジション争いは古瀬がバックマウントを取り背後からパウンド。拳を落とし続けられる玉田はケージを使い立ち上がろうとするも、古瀬をバックから引きはがせずパンチを浴び続ける。
逃れた玉田を追い、グラウンドに引き込み腕十字、立ち上がろうとする玉田を捕まえグラウンドに引き戻しパウンド連打と、古瀬が一方的に攻め続けるまま終了のゴング。マスト判定を含みジャッジ3者の支持を集めた古瀬が勝利を収め、トーナメント決勝へコマを進めた。
古瀬はマイクを握ると「課題が残る試合にしてしまったんですけど、決勝はどっちが上がってくるかわかりませんが、自分がベルトを巻くつもりでいます。絶対チャンピオンになります」と、ファンへトーナメント優勝を誓った。
トーナメント決勝では、同じく準決勝を1R49秒で勝ち上がったアム・ザ・ロケット(Tarnthong Gym)と対戦となる。
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