【ONE】山口芽生が連勝ストップ、無敗の新鋭ザンボアンガに敗れる
ONE Championship
『ONE:KING OF THE JUNGLE』
2020年2月28日(金)シンガポール・インドア・スタジアム
photos by ONE Championship
▼第6試合 アトム級
●山口芽生(=V.V.Mei/RIKIジム/和術慧舟會GODS/ハイブリットファイター)
判定0-3
〇デニス・ザンボアンガ(フィリピン)
山口は16年と18年に2度ONE世界戦の経験を持つが、ベルト奪取に至らず。現在は4連勝と好調で、タイトル挑戦へ向けMMA6戦全勝というフィリピンのデニス・ザンボアンガと対戦する。
1R、上背でまさるザンボアンガに山口は距離を取って構え、タックルに入るがザンボアンガが受け止め金網まで押し込む。そこから押して中央に出んとする山口だが、ザンボアンガは体圧を発して押し戻す。だが、残り時間2分で山口が体を離す。
ザンボアンガがワンツーを伸ばしていく。山口は右クロスを当てた後でタックルに出るがザンボアンガは受け止め、山口が片足タックルに切り替えてもザンボアンガはバランスを保って倒れない。この攻防で体力を消耗したか、山口はザンボアンガの左右ストレートにさらされ初回を終える。
2R、ザンボアンガのジャブをヘッドスリップやダッキングでかわしながら山口はタックルで組みつく機会を狙う。その合間に右クロスを当てる山口だが、ザンボアンガはすぐに左右ストレートを返してくる。
山口はザンボアンガを打ち合いに誘い、その中でタックルに入りテイクダウン。クローズドガードを組むザンボアンガに山口はパウンドを振るっていくが、ザンボアンガが下から足をすくう草刈りで山口との上下を入れ替える。山口は下からヒールホールドを狙うが、ザンボアンガもパウンド・鉄槌を振るってそれを許さない。
3R、山口はタックルを狙うが、ザンボアンガはそこへストレートを合わせて入らせない。組みついてきても山口を手で押し戻す。右クロスをヒットさせ、そこから組みつきにいく山口だが、ザンボアンガも心得ており手で突き放す。
ザンボアンガは組んできた山口を逆に金網へ押し込む。そして、そうすることでザンボアンガは山口に攻めさせない。押し込みながらザンボアンガは細かなヒザとヒジを打ち込む。体が離れたところで右ストレートを強振する山口だが、クリーンヒットできずに試合終了となる。
判定は3-0でザンボアンガ。山口の5連勝を阻むとともに自身の存在をアピールする1勝を得た。
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