【K-1】和島大海が緊急代打のムエタイ三冠王をローでKO、トーナメント1回戦は全てKO決着に
ローキックを効かせる和島
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN～K’FESTA.3～』
2020年3月22日（日）さいたまスーパーアリーナ
▼第4試合 K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R
○和島大海（日本/月心会チーム侍）
KO 3R 40秒 ※左ローキック
●アワターン・トー.モースィー（タイ/トー.モースィージム）
パンチを打ち込む和島
当初出場予定だったニコラス・ラーセンが来日不可能となり、WPMF世界王座などムエタイ系三冠を獲得してきたアワターンへと変更されたと発表されたのが3日前の18日。対する和島は、空手上がりのスピード・強打を武器にKrush王者・ピケオーとも接戦を繰り広げた若手強豪。
1R、ミドルで先手を取る和島。そのままプレッシャーをかけ続ける。アワターンは左手を前に出し、ガードを高く上げると、和島の前足にローキックを入れる。和島がパンチ主体に攻め寄ると、アワターンがコーナーに追い詰められる場面が目立つ。
2R、和島のパンチを警戒して後手へ周り気味のアワターン。1Rではほぼパンチを出さなかったアワターンが、リードパンチを出し始める。和島は1Rから一転、様子見へ。アワターンが先手を取るも、プレッシャーはかけ続ける和島。
前に出ようとしたアワターンに和島の狙いすました左ストレートがタイミング良く合い、アワターンがダウン。すぐに立ち上がり、効いていないとアピールのアワターン。ラスト10秒、和島が細かいパンチ連打を放つが決めきれず。
ダウンを喫し苦悶の表情を浮かべるアワターン
3R、前に出て大ぶり気味のパンチを振り回すアワターン。和島は突き放し、パンチからローキック。和島の左ローキックがクリーンヒットした所で、アワターンは立てず、和島がKO勝利。和島が準決勝へと駒を進めた。これでトーナメント1回戦は全てKOによる決着となった。
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