【K-1】久保優太がピケオーに日本人初勝利で3度目の防衛に成功(動画あり)
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~』
2020年3月22日(日)さいたまスーパーアリーナ
▼第7試合 K-1 WORLD GPウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R 67.5kg
○久保優太(王者/日本/K-1ジム五反田チームキングス)
判定3-0 ※30-29、30-29、30-29
●ジョーダン・ピケオー(挑戦者/オランダ/Mike’s Gym)
久保は2017年9月にウェルター級王座決定トーナメントを制し王座獲得、以来2度の王座防衛に成功している。負けたら離婚、と妻からにも言われ、負けられない一戦だ。
対するピケオーは2016年4月にKrushスーパー・ウェルター級の王座を獲得すると、史上最多の5回の防衛を果たす。これまで11人の日本人を撃破し、”対日本人無敗”の最強外国人として、K-1王座挑戦を切望していた。
1R、静かな立ち上がりの中、ピケオーが飛びヒザ蹴りから左右のフック。久保はロープを背負ったままのボディワークで回避する。ピケオーの出鼻に細かいジャブや左ミドルを合わせ、ピケオーの攻撃の起点を潰していく久保。終盤にピケオーが左パンチのフェイントから右ハイキックを見せると久保は右手でガードし被弾を防ぐ。
2R、プレッシャーを強めるピケオーが左右のロー、ミドルを放ちながら前進。久保は左ミドルを合わせると、コーナーに追い込んだピケオーにボディフックを連打、離れ際に右フックを浴びせる。ピケオーは強引に前進するも久保は左ミドルで応戦。ピケオーのハイキックはスウェーでかわし空転させる。
3R、さらに強引に前に出るピケオーへ、細かいインローを放ち出鼻をくじく久保。ロープを背負う久保に左右ストレートを放つも久保はボディワークで回避。出鼻に左ロー、左ミドルを合わせられるピケオーは、右ボディストレート、右ミドルの長距離砲で対抗する。手数を出すピケオーに対し、久保が細かいカウンターを合わせ続ける中試合終了。両者とも勝利を確信して手を上げるが、判定は全ジャッジが1ポイント差をつけて久保の勝利を支持。久保が3度目の防衛を果たすとともに、ピケオーの対日本人連勝を11でストップした。
再びベルトを腰に巻いた久保は「何がなんでも勝たないといけなかったので、2ラウンド効かせたので、3ラウンドはポイントアウトしてしまいました。KO見せられなくてすみません」とファンへ謝罪。さらに「ピケオー選手強くて、世間は久保がピーク終わってるから勝てないといわれて、不安で不安で不眠症になっちゃいました」と、試合に向けて深い悩みを抱えていたことを明かした。
▼久保vsピケオーの試合動画(2R目から1クリックでアベマTVで見られます)
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