【K-1】レオナ・ペタス、村越優汰に圧巻のKO勝利で武尊戦をアピール「僕が一番強い」
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~』
2020年3月22日(日)さいたまスーパーアリーナ
▼第10試合 スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
○レオナ・ペタス(日本/THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)
KO 3R2分33秒 ※パンチ連打
●村越優汰(日本/湘南格闘クラブ)
村越はRISEバンタム級王者からK-1に参戦。2018年には第2代フェザー級王座決定トーナメントで優勝しベルトを巻いた。2019年は2連勝して、11月には念願の武尊との対戦が実現したが、接戦を展開するも2-0の判定で敗れた。今回は武尊へのリベンジに向けて負けられない。
対するレオナは“石の拳”と呼ばれる強烈なパンチが武器に、昨年6月のK-1両国大会では小宮山工介にKO勝ち。9月のKrushでは王者・西京佑馬を判定で下してタイトルを獲得し初戴冠。武尊戦を何度もアピールしているレオナは、念願の対戦に向けてK-1のリングに殴り込んだ。今回は武尊の首を狙う2人の対決となる。
1R、サウスポーの村越に、オーソドックスのレオナ。村越が右ジャブでステップインする所に、レオナの右フックがクリーンヒットしダウンを奪う。立ち上がった村越に、レオナは左ジャブからストレート連打、飛び膝蹴りもヒットし、村越は防戦一方。ここでゴング。身長175cmのレオナと170cmの村越、レオナが身長差とリーチ差を生かしリードする。
2R、ステップインして攻め込む村越に、打ちおろしのストレートを狙うレオナ。リーチの長いレオナに、村越のパンチが届かない場面が目立つ。村越の右ロー打ち終わりに、レオナが右ストレートを打ち込むと村越が体勢を崩す。
3R、右ジャブからのロー、ミドルと果敢に前へと攻め込む村越に、レオナはプレッシャーをかけたかと思えば、後ろに下がり距離を支配する。ラスト1分、ステップインする村越に、レオナがヒザ蹴りを合わせ、続けてパンチ連打からの右ストレートをヒットさせると村越はダウン。
なんとか立ち上がった村越に、レオナがパンチ連打で攻め寄る。クリンチに行きたい村越だが、体幹の強いレオナに振り払われ、ショートパンチを食らいまくる。崩れるように倒れる村越に、レフリーがストップを宣告。”武尊ロード”への切符はレオナがKO勝利で手にした。
レオナはマイクで、まず具合が悪く家で寝ているという母親に「おかあさん、勝つことが出来たよ」と勝利報告。さらに「僕が一番強いと思ってるんですよ。村越選手をKOして皆わかってると思うけど、武尊選手とやったら面白いと思いますよね。武尊選手がこの後やるんですけど、僕とどっちが強いか見比べてもらって、年内にやりたいと思うので応援よろしくお願いします」と武尊への挑戦を改めてアピールした。
●編集部オススメ
・村越優汰が苛立ち、レオナ・ペタスと対決前日に舌戦=前日計量
・レオナ・ペタス、村越優汰に「試合中に心が折れんなよ」武尊の世界統一宣言にも反論
・武尊が村越優汰の徹底した対策に苦しみながらも判定勝利(動画あり)
・武尊と競り合った村越優汰「1R終わって全然いけると思った」と語るも負けを認める
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!