【K-1】城戸康裕が準決勝で散る、決勝は和島大海vs木村ミノルに

K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN～K’FESTA.3～』
2020年3月22日（日）さいたまスーパーアリーナ

▼第13試合　K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R
●城戸康裕（日本/谷山ジム）
判定0-3　※27-30、28-29、28-30
○和島大海（日本/月心会チーム侍）

　1回戦でミラン・ペイルスを2RKOした城戸と、アワターン・トー.モースィーを3RKOした和島による準決勝。城戸が12年越しの夢を叶える舞台へ駒を進めるか、和島が宣言通りの世代交代を果たすか。

　1R、プレッシャーをかけ前進する和島は、パンチ連打から返しの右フックをヒット。至近距離での左ボディから右アッパーで城戸のアゴを跳ね上げ、城戸がガードを固めるとヒザを突き上げる。城戸は足を使い距離を作りながら左右ローを和島の右前足に集中するが、和島の前進は止まらず。

　2R、コーナーに下がった城戸へ、和島は直線的に左ストレートを打ち込む。和島は左右パンチを振るうが、城戸は両手を前に突き出し致命的なクリーンヒットは許さず。城戸は多様なフェイントで和島のペースを乱すが、右フックから左ボディをクリーンヒット、さらに左ヒザを突き上げ城戸は口内から出血する。

　3R、左ボディから右フックを上に返す和島。城戸は強い左ローを打ち込むと和島が下がる素振り。城戸はなり振り構わず右前足にロー、ヒザを打ち込む。しかし和島のパンチの集中打を浴び動きが止まるシーンもあり、和島の勢いを切ることはできないまま終了のゴングが鳴った。

　判定はジャッジ3者が和島を支持。城戸のベルト獲得の夢は準決勝で散った。和島は決勝で待つ木村”フィリップ”ミノルに昨年3月のK’FESTAでKO負けを喫しており、ベルト獲得とともにリベンジへ挑む。

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