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【K-1】安保瑠輝也がV2達成、不可思はダウン喫し怒涛の追い上げも届かず(動画あり)

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2020/03/22(日)UP

安保が不可思(右)との激闘を制して2度目の王座防衛に成功した

K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~』
2020年3月22日(日)さいたまスーパーアリーナ

▼第14試合 【武州鳶 Presents】K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
○安保瑠輝也(日本/team ALL-WIN/王者)
判定3-0 ※30-27、30-27、29-28
●不可思(日本/クロスポイント吉祥寺/挑戦者)

 王者・安保は昨年6月にゲーオ・ウィラサクレックの持つスーパー・ライト級王座に挑戦し、延長戦を制し王座奪取。しかしその内容に納得せず、ダイレクトリマッチとなった同12月の再戦でも延長戦となる接戦を制し、初防衛に成功している。今回、不可思を迎えて2度目の防衛戦に挑む。

 不可思はRISEライト級、KING OF KNOCK OUTスーパーライト級など5つのタイトルを獲得した後、昨年6月にK-1デビュー。初戦は佐々木大蔵にカットを許しTKO負けを喫したものの、その後堀井翼、大和哲也を連続KOで下し、4戦目にして王座挑戦のチャンスを得た。

 昨日の計量では安保が1度目の計量に失敗し、2回目で成功。体調不良により会見も欠席した。万全に戻すことは出来たのか。

 1R、リーチの長い安保のジャブが当たる。中に入り、ボディから顔へのパンチを打ちに行く不可思。
 後半、安保が飛びヒザのフェイントからのパンチを放つとヒット、不可思は下がってしまう。続けて安保のジャブがクリーンヒット、ヨロける不可思のガードの上から胴回し回転蹴りも当てる。
 ラウンド終了間際、安保の右ストレートが入ると不可思がぐらつく。間髪入れない安保の二度目のストレートで、不可思がダウン。立ち上がると、ここでゴング。

長い足からキックを繰り出す安保

 2R、前に出る不可思。間合いを取りたい安保に、不可思の右ロングフックがヒットする。安保がフラつくと、不可思が怒涛のパンチ攻め。安保は応戦し、クリンチでしのぐ。
 ダメージが抜けないのか、減量失敗の影響か、安保はサークリング(円を描くように左右にステップ)を繰り返す。バックスピンキックなどの大技も放ち近づけさせたくない様子。逃したくない不可思は組み気味にボディブローを入れる。互いに抱え込みの注意が入る。
 安保がヒザ、ミドルではねつけるが、不可思は攻撃をもらいつつも近づいてはボディを連打する。

 3R、距離を取り、ヒザやジャブでポイントアウトしたい安保に、被弾しながらも前進し近距離での連打を放つ不可思。安保が前蹴りで不可思のアゴを跳ね上げるも、無表情で近づきボディを打ち込む不可思。
 ボディを連打され苦しい安保だが、不可思も足元がおぼつかない場面も。最後に安保が胴回しを放ってゴング。両者とも、フラつき気味でコーナーに戻る。

 判定は1Rにダウンを奪い、下がりながらも攻撃をヒットさせていた安保に軍配。
 安保はマイクで「最近ちょっとKOから遠ざかってしまって。今回こそ倒しきるつもりだったんですけど、不可思選手の気迫が本当にすごくて、倒しきれる展開が出来なかったです」と激闘の相手を称えた。

☆この試合の全結果速報はこちら

▼この試合の動画1Rのみ、不可思のダウンシーンあり(2Rから1クリックでアベマで見られます)

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