【K-1】KANAが右フック一閃、ISKA女王から1R失神KO勝利
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K’FESTA.3~』
2020年3月22日(日)さいたまスーパーアリーナ(メインアリーナ)
▼第16試合 スーパーファイト/K-1女子フライ級/3分3R・延長1R
○KANA(日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
KO 1R 2分42秒 ※右フック
●グロリア・ペリトーレ(イタリア/Raini Clan)
KANAは2015年にプロデビューしてから、破壊力満点の拳で多くの日本人選手をマットに沈め、Krush女子フライ級王座を二度戴冠。2019年の年末には念願のK-1女子フライ級世界トーナメントが開催され、1日2試合を勝ち抜いて初代王者に輝いた。今回は王者となって初の試合に期待がかかる。
対するペリトーレは10年以上のハンドボール歴があり、21歳で格闘技の道へ。ボクシングをベースにしたステップワークが持ち味のファイトスタイルでアメリカ、ヨーロッパなど世界各国で活躍する。現在ISKA女子世界-53.5kgのベルトを持つ世界王者だ。
1R、ペリトーレは左ローから右ストレートと、対角線の素早いコンビネーションを放つ。遠間からの伸びるストレートが印象的だ。KANAも細かくステップを踏んで、鋭い右ローからボディを入れる。
ペリトーレの左ロングフックがヒットし、KANAが若干フラつく。勢いづいたペリトーレのパンチに合わせ、KANAが右クロスを入れる。カウンターで入ってしまい、足元がふらつくペリトーレ。
苦しいペリトーレは組み付きヒザを放つ。KANAがほどこうとするも、放さないペリトーレ。そのガラ空きの顔面に、KANAが強烈な右ロングフックを合わせる。ガッチリと組みついており、衝撃を逃せなかったペリトーレは後向きに倒れ、失神。そのまま起き上がれず、試合は終了。KANAが劇的なKO勝利を収めた。
王者一戦目を嬉しいKO勝利で飾ったKANAはマイクを持ち、笑顔で観客や大宮司トレーナー、所属ジムのシルバーウルフに礼を伝え「このスタートに満足せず、次戦に繋げていきたい」と意気込んだ。
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