【Road to ONE】青木真也、トップ柔術家・世羅智茂とドロー「生きるっていうのは目の前にあることと戦うことだ」
Road to ONE 実行委員会
『Road to ONE:2nd sponsored by ABEMA』
2020年4月17日(金)都内某所(無観客のため会場名非公開)
▼第6試合 メインイベント Road to ONE グラップリング ライト契約10分1R(判定無し)
△青木真也 (元 ONE 世界ライト級王者/EVOLVE MMA)
時間切れ引き分け
△世羅智茂(2017 年 IBJJF アジア選手権黒帯フェザー級準優勝 /CARPE DIEM)
青木はこれまでPRIDE、DREAM、RIZIN、ONEとMMAの第一線で活躍してきた選手で、グラップリングを得意とする。
対する世羅は、昨年末「QUINTET」決勝で3人を下しCARPE DIEMの優勝に貢献したことでも知られる。全日本ブラジリアン柔術選手権ライト級&無差別級優勝や17年IBJJF(国際ブラジリアン柔術連盟)アジア選手権黒帯フェザー級2位などの実績を持ち、18年1月に開催された『RIZIN オープングラップリングトーナメント』では-75kg級を全試合一本勝ちで優勝した柔術界のトップ選手だ。
開始のゴングが鳴ると、世羅はすぐに座り込んで青木を自身のフィールドに引き込まんとする。だが、ニーシールドを作る世羅に青木も姿勢をしっかり作り世羅の仕掛けを潰しに行く。
青木が胸を合わせに行くと世羅はクローズガードに切り替えるが、青木はここで世羅の体を金網際まで運ぶ。世羅の手首を握りコントロールしようとする青木。世羅は金網に押し込まれることで動きを制限される。世羅が金網際から逃れんとしても、青木は執拗に金網へ押しつけていく。
ケージを巧みに使い試合を進める青木は押し込みを緩めず世羅の体力を削っていく。世羅の手首を握り封じた青木は世羅のクローズガードから出てパスせんとするが、世羅も2度ガードに戻し、3度目は足関を狙う。
しかし青木が足を引き抜くと世羅は再びクローズガードに。世羅は腕十字からここでも再度足関に。だがこれも青木は獲らせず、世羅がフロントチョークを狙うも青木は再び金網に押し込む。終了のゴングが鳴り、時間切れドローとなった。
青木は試合後のマイクで「いつ死んだっていいんだよ、いつ辞めたっていいんだよ。死にたくねぇ、負けたくねぇんだったら、ずっと家にいろ。死にたくねぇ、負けたくねぇんだったら家にいればいいんだよ。分かるか。でもな、生きるってそういうことじゃねぇんだろ。日々いやなことと向き合って、クソみてぇな世の中と戦っていくんだ。生きるっていうのは目の前にあることと戦うことだ」と熱いメッセージを送り、「ありがとう。楽しかった、ありがとう。それだけです」と感謝を述べた。
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