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【UFC】人気ファイター対決は元王者ペティスがセラーニに判定勝ちで連勝​

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2020/05/10(日)UP

WME-IMG
『UFC 249』
2020年5月10日(日・日本時間)アメリカ・フロリダ州ジャクソンビル VyStarベテランズ・メモリアル・アリーナ

▼プレリム ウェルター級マッチ
●ドナルド・セラーニ(アメリカ/ライト級6位)
判定0-3​ ※三者とも28-29
〇アンソニー・ペティス(アメリカ/元UFCライト級王者)​

多彩な打撃の元ライト級王者ペティスが”カウボーイ”セラーニを撃破(写真は19年3月のスティーブン・トンプソン戦)

 セラーニはUFC王座にこそ届いていないものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトやパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを度々獲得しファンの支持を得てきた名勝負男。対するペティスもライト級でUFC王者となり、SHOWTIMEの異名を持ちファンの人気が高い選手。両者は2013年1月に対戦し、この時は左ミドルキックを当てたペティスがパウンドをまとめ、1RにTKO勝ちを収めている。​

 1R、両者オーソドックスでマット中央に立つセラーニに対し、ペティスは様子を見ながらその周囲を回る。セラーニにジャブと左インローを放つペティス。セラーニがパンチからシングルレッグを仕掛けるが、ペティスは振りほどいて体を離す。ペティスはジャンプしての左ハイキックをヒットするが、セラーニはこれを被弾しながらも押し倒す。サイドポジションで押さえるセラーニだがペティスが立ち上がりに成功。スタンドではセラーニの前進をいなし、ペティスが右・左とカウンターを当てる。​

 2R、ペティスはジャンプしての右ストレート、左ハイキックと持ち味を発揮した派手な攻め。ペースを取りつつあるペティスはサウスポーにも構えを変え、セラーニを幻惑する。プレッシャーの中からビッグヒットを狙うペティス。セラーニは右ミドルを入れ打撃戦で行くと見せかけ、タックルに変化しテイクダウン。しかしペティスは金網を背に短い時間で立ち上がる。​​

 3R、セラーニは打撃から組みに出て胸を合わせるが、ペティスは振りほどいて体を離す。離れ際にサウスポーからの左ストレートをヒットするペティス。セラーニはやはりジャブから組みに出るが、ペティスはこれを把握しておりテイクダウンに至らせない。1Rとは逆にペティスが前に出てセラーニを下がらせる展開となる。打ち合いの中でペティスの伸ばした指が入ってしまい、目を気にするセラーニ。しかし打ち合いの中で右ハイキックをクリーンヒット。だがペティスはこれにダメージを見せない。セラーニはここから追って出て反撃するが、ビッグヒットは得られず終わる。​​

 判定は3者29-28でペティス。人気ファイター対決で勝利した。​

・UFC249  全試合結果

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