【UFC】マイク・タイソンから指導受けたガヌーが秒殺KO勝利
WME-IMG
『UFC 249』
2020年5月10日(日・日本時間)アメリカ・フロリダ州ジャクソンビル VyStarベテランズ・メモリアル・アリーナ
▼ヘビー級マッチ
〇フランシス・ガヌー(カメルーン)
KO 1R 0分20秒 ※左フック
●ジャルジーニョ・ホーゼンストライク(スリナム)
カメルーンからフランスに渡り総合格闘家となったガヌーはMMA最強とも言われる強打を持ち、これまでアリスター・オーフレイム、ケイン・ヴェラスケス、ジュニオール・ドス・サントスといった相手をいずれも1Rで沈めてきた。19年11月には尊敬するマイク・タイソンと対面を果たし、指導を受ける姿が話題となった。今回はタイソン対面後の初の試合となる。
対するホーゼンストライクはキックボクシングでKOの山を築き、MMAでは10戦10勝無敗(うち、昨年2月から参戦のUFC戦績では4戦4KO)。ホーゼンストライクもまた1Rフィニッシュも7回と、両者壮絶な打撃戦と短期決着が予感される。
1R、距離を詰めんとするガヌーに対し、ホーゼンストライクはジャブとインローを伸ばし間合いを保とうとするが、ガヌーは右スイングフックから返しの左フックでホーゼンストライクのアゴ先をとらえ打ち倒す。金網に頭をもたげる形で倒れたホーゼンストライクにガヌーは連打をフォローし、今回も初回KO勝ちを決めた。
勝利したガヌーは「最初、俺と対戦したいと彼が言った時は何を言っているのかと思ったよ。果たして彼が僕と対戦するに値する強さの選手なのかと」と強い自信を見せる。
しかし、ガヌーは続けて「自分と戦いたいと言ってくれて有り難かった。自分が思い描いた試合ができた。まだ(ヘビー級)ベルトを獲得していない自分は落胆でしかなく満足行っていない。タイトルマッチに挑戦できるだけの選手だと自分は思っているし、この試合の後、UFCがタイトルマッチを組んでくれるといいのですが」とタイトルマッチを望んだ。18年1月にはミオシッチの持つヘビー級タイトルに挑んだが、ミオシッチのタックルからのグラウンド力に有効打が打てず判定負け。今回で4連勝のガヌーは再びタイトルマッチ挑戦を訴えた。
▼タイソンがガヌーに教える動画
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