【UFC】王者セフード、TKO防衛も引退宣言「3冠王は幕を閉じます」
WME-IMG
『UFC 249』
2020年5月10日(日・日本時間)アメリカ・フロリダ州ジャクソンビル VyStarベテランズ・メモリアル・アリーナ
▼セミメイン バンタム級タイトルマッチ
〇ヘンリー・セフード(アメリカ/王者)
TKO 2R 4分58秒 ※パウンド連打
●ドミニク・クルーズ(アメリカ/挑戦者)
※セフードが初防衛に成功
セフードは北京五輪レスリングの金メダリストにしてUFCでフライ級とバンタム級の2階級制覇を達成、今回は元バンタム級王者のクルーズと対戦する。左右に構えをスイッチし、変幻自在のステップを見せるクルーズはこれが実に3年5ヵ月ぶりとなる試合。セフードの防衛か、あるいはクルーズが復活勝利を果たすのか。
1R、クルーズはさっそく代名詞ともいうべきステップでマットの上を自在に動く。クルーズのヒザ蹴りをキャッチしテイクダウンするセフードだが、クルーズはすぐ立ち上がる。前蹴りをキャッチされながらのストレート、アッパーと攻撃を散らすクルーズ。セフードはこれに対し右ローを入れていく。
2R、クルーズはやはり運動量豊富な動きからヒットを狙う。横へのフットワークから左右のストレートを伸ばすクルーズだが、セフードはクリーンヒットを与えず、プレッシャーを弱めない。クルーズも身を低くしタックルに出るが、セフードは足を掴ませない。両者頭を振るスタイルのため偶然のバッティングがあり、セフードは額の右上部から出血する。
再開し、セフードは再びプレッシャーを掛けていく。アッパーを空振りしたクルーズにセフードはヒザを突き上げ、これにダウンしたクルーズにセフードはパウンドを連打。クルーズが立とうとしたところでレフェリーが間に入り試合をストップした。
勝利しベルトを守ったセフードは「満足いくキャリアを送ることができたと思っている。3冠王はここで幕を閉じます」と五輪金とUFC二階級制覇の合計3冠の偉業を残し33歳にして引退を宣言。オクタゴンを後にした。
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