【UFC】ボルカノフスキー、僅差でホロウェイを返り討ちにし初防衛
WME-IMG
『UFC 251』
2020年7月12日(日・日本時間)
アラブ首長国連邦アブダビ・UFCファイトアイランド
▼フェザー級タイトルマッチ
〇アレックス・ボルカノフスキー(オーストラリア)
判定2−1
●マックス・ホロウェイ(アメリカ)
3度の王座防衛に成功していたホロウェイは昨年12月、4度目の防衛戦でボルカノフスキーを迎えるも手数の前に判定負けを喫し王座陥落。今回はダイレクトリマッチで、王者ボルカノフスキーの初防衛戦となる。ホロウェイは試合へ向けての練習をオンラインのみで行い、一切スパーリングを積まずに戦いへ臨む。
1R、中央で立つホロウェイに対しボルカノフスキーはその周囲を回る。互いにローを蹴り合う。突っ込んでくるボルカノフスキーにホロウェイが右アッパーを突き上げるが、ボルカノフスキーの左フックも届いてくる。ラウンド終盤、ホロウェイは後ろ回しから右ハイを放って当て、これにボルカノフスキーは片膝を着くがすぐに立ち上がる。
2R、ホロウェイは前に出てプレッシャーを掛けていく。ボルカノフスキーが前に出ようとしてもアッパーからフックをまとめ打ちして許さない。ホロウェイに回らされているボルカノフスキー。ラウンド終盤、今度はボルカノフスキーが突っ込んだところにホロウェイは右アッパーをカウンターで当て片膝をつかせる。
3R、ボルカノフスキーは動きのピッチを上げて迫るが、ホロウェイに距離を保たれいなされる。タックルに出るボルカノフスキーだが、ホロウェイはカンヌキの状態で抱え込んで押さえ振りほどく。左右にスイッチするボルカノフスキーだが、ホロウェイに攻撃がかわされている。
4R、またホロウェイがまた詰めていく。ボルカノフスキーは頭を振り、左右にスイッチしてチャンスをうかがう。ラウンド中盤、タックルから小内刈りでボルカノフスキーが倒すも、ここはすぐにホロウェイが立つ。再度のタックルもやはりホロウェイはこらえ、パンチを連打してボルカノフスキーを引き剥がす。
5R、ボルカノフスキーが組んで金網まで押し込むも、ホロウェイはその先を進めさせない。近距離での打ち合いはお互い察知がよく、派手な当て合いとはならない。ボルカノフスキーはまたタックルから小内刈りで倒すも、ホロウェイはすぐに立つ。ボルカノフスキーは終了直前にもホロウェイを投げて上を取り試合を終える。
判定は48−47(ボルカノフスキー)、48−47(ホロウェイ)、48−47(ボルカノフスキー)の2−1でボルカノフスキー。僅差の戦いを制し、初防衛を成し遂げた。
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