【RISE】原口健飛、タフなトファネリに判定勝利、三日月蹴りが今宵も光る
RISEクリエーション株式会社
『Cygames presents RISE on ABEMA』
2020年7月12日(日)都内某所 ※TVマッチのため非公開
▼第3試合 -67kg契約 3分3R延長1R
◯原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/同級2位、Road to RIZIN KICK Tournament優勝)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-27
●ヴィクトー・トファネリ(ブラジリアンタイ)
原口は、空手とボクシングをベースにチャンヒョン・リーを降すなど快進撃を続けて、今年の1月に秀樹とのライト級王座決定戦で、強烈なカウンターの右フック一発でKO勝利、王座を戴冠した。4月12日にRISEワールドシリーズ63kgトーナメント初戦に臨む予定であったが中止となり、今回テレビマッチに出場する。
今回の対戦相手のトファネリは、空手をバックボーンとし、回転系のダイナミックな蹴り技を得意とする在日ブラジル人ファイター。関西のホーストカップでは、後ろ回し蹴りで失神KO勝利するなどの衝撃的な試合を見せている。
1R、原口がサウスポー。三日月蹴りを2度放つ原口に、トファネリがプレッシャーをかけていく。トファネリの右フックを交わして、左のローを蹴り込んでいく原口。オーソドックスにも構えながら、右ミドルを出していくと、トファネリの手数が若干落ちる。原口の左右ミドル、三日月蹴りが何度も決まる。
2R、トファネリの前進に、原口がオーソドックスで右ストレート。右ローを放つトファネリを、原口が払ってこかせる。それでも前進をやめないトファネリに対し、原口は左のジャブやパンチからの三日月蹴りで迎え撃つ。原口の飛び膝蹴り、トファネリは右のバックブローを見せる。
3R、接近して右のヒザを放つトファネリは、得意な回転蹴りを見せる。原口も負けじと、2段の三日月蹴りを繰り出す。ガードを固めて、細かいフックを放つトファネリ。原口は左フック、ローとパンチと蹴りのコンビネーションを見せる。ガンガン前に出て、バックブローを放つトファネリは、最後まで原口に攻撃に倒れなかった。序盤から、ペースを掴んだ原口が判定勝利した。
試合を終えた原口は「30点くらいですね。狙い過ぎた部分もあって、スピードでいけるかなと思ったけど、なかなか厳しかったですね」と振り返る。得意とする、三日月蹴りに関しては「当たったけど、感触はなくて、自分がやりたい三日月ではなかった。ヴィクトー選手が上手かったですね」と相手を称えた。
▼この試合のYouTube動画
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