【RISE】白鳥大珠、小川翔の圧力に苦しむも延長判定勝ちで、RIZIN出場アピール
RISEクリエーション株式会社
『Cygames presents RISE on ABEMA』
2020年7月12日(日)都内某所 ※TVマッチのため非公開
▼セミファイナル(第6試合)-65kg契約 3分3R延長1R
◯白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISE WORLD SERIES 2019 -61kgトーナメント王者)
判定3-0 ※三者とも10-9
●小川 翔(OISHI GYM/WBCムエタイ日本統一ライト級王者、ホーストカップスーパーライト級王者)
※本戦判定は30-29、30-30、29-29
白鳥は昨年のRISEワールドシリーズ世界王者で、昨年の大晦日には元K-1王者・大雅との2度目の対戦を制してRIZIN全勝をキープ。今年は、4月12日にRISEワールドシリーズ63kgトーナメントの初戦に臨む予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止になり、今回のテレビマッチで初試合を迎える。
対する小川は、名門OISHI GYMで腕を磨きREBELS-MUAYTHAIライト級、WBCムエタイ日本ライト級、HOOST CUP日本スーパーライト級のタイトルを次々と奪取。昨年11月には、INNOVATIONの65kgムエタイトーナメントで準優勝。しかし、今年2月には、KNOCK OUTの無法島GP64kg級トーナメントに参戦したが、1回戦で優勝した西岡蓮太(シーザージム)に敗れ、今回が再起戦となる。
1R、白鳥がサウスポーから前手でフェイントをかけながら、左ローを蹴っていく。中盤、白鳥は左ミドル、小川は右の前蹴りをボディに放つ。終盤に、白鳥は顔面前蹴りをヒットさせた。
2R、じりじり前に出る小川を、白鳥は左の前蹴りで突き放す。小川は右ミドルを数発当てていき、白鳥はそれに対して左右のフックを狙う。小川は手数を止めずに、右のローやミドルを何度も蹴っていく。白鳥は、左右のフックから左のボディフックまで繋いで、左ローをヒット。
3R、遠い距離からのヒザ蹴りをボディに突き刺す白鳥、そして細かいパンチからの左ハイキックを狙う。それに対ししっかりガードを固めた小川は右ロー、ミドルからの右ストレートで攻める。お互い譲らない展開に、終盤、白鳥は、左右のフックからの顔面前蹴りで対抗した。本戦で1者が白鳥を支持するが、決着付かず延長戦に突入する。
延長R、小川の右ミドルに、白鳥が左ローを返す。白鳥は左ジャブで牽制するが、小川は前に出る。白鳥はガードの上からも左ストレートを放つ。小川の右ミドルに、白鳥は左フックを合わせようとする。小川は前に出て、左フックをヒットさせる。微妙な判定となったが、ジャッジ3者が白鳥を支持して判定勝利した。
マイクで、白鳥は「倒してやろうと思ったけど、チャンピオンとして生ぬるい試合をしてしまった。でも、無事に勝ててよかったです。(無観客は)最初で最後の経験になってプラスになったと思います。(小川は)体とガードが硬かったです。圧力がすごかったので、それに対して合わせようとしていた。自分からもっとアグレッシブにいけば、また違う結果になったんじゃないかと思いますね」と振り返る。
最後に「ワールドシリーズが秋、それも2連覇するのはもちろんで、来月RIZINでもう一度盛り上げたいです。そこから、ワールドシリーズに繋げたいです。YouTube始めたけど、全然伸びなくて是非チャンネル登録お願いします」と画面で見ているファンにメッセージを送った。
▼この試合のYouTube動画
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