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【RISE】豪腕フックの新鋭・KENTA、三冠経験した稲石竜弥を下す

2020/07/19（日）UP

新鋭KENTA（左）が三冠を経験した稲石（右）に勝利する大金星を挙げた

RISEクリエーション
『RISE140』
2020年7月19日（日）東京・後楽園ホール

▼第1試合　-66kg契約 3分3R延長1R
●稲石竜弥（TEAM OJ/元Bigbangライト級王者、元MA日本ライト級王者、元APKFスーパーフェザー級王者）
判定0-2　※29-30、29-29、28-29
○KENTA（HAYATO GYM/ライト級8位）

　稲石は昨年4月に丹羽圭介、9月に秀樹、12月に与座優貴と、いずれも接戦を演じながらも3連敗中。対するKENTAは昨年9月から今年1月まで3連続KO勝利中。勢いに乗るKENTAとの一戦は、稲石にとって今後を左右する試練の一戦となる。

　1R、稲石がいきなり中に詰め、右ストレートからのハイキック、後ろ蹴りと大技を繰り出す。KENTAは落ち着いて右ローからの必殺右フックを狙って振る。後半、KENTAが右ロー連打からの左右フックで前に出る。KENTAがジャブを当てると、稲石が即座にミドルを返し一歩も譲らない。

　2R、KENTAが得意の右フックを主体に前に出る。稲石も負けず左フックからの連打の打ち合い、互いにクリンチ状態に。両者にイエローカードが出る。
　KENTAが右ローからの右フックを出し続ける。稲石はミドルを返すも単発気味に。あわや稲石のバックブローが入るかというシーンも。KENTAのアグレッシブさが目立つ。

　3R、稲石がボディからフックを当てる。稲石の右フックがクリーンヒットすると、KENTAの動きが緩む。稲石が笑いながらバックステップし、フックを出し続けるが、KENTAもフックを返す。若干きいているかのようなKENTAだが、最後までフックを出し続け、打ち合いに。