【Krush】橋本実生が無尽蔵のスタミナ見せ勝利
K-1実行委員会
『Krush.115』
2020年7月21日(火)東京・後楽園ホール
▼第1試合 Krushバンタム級 3分3R・延長1R
●池田幸司(ReBORN経堂)
判定0-3 ※28-30×2、28-29 再審議の申し立てによって変更がなされた
◯橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
格闘代理戦争のTEAM武尊の一員として活躍した橋本が、今回でプロ4戦目を迎える。プロデビュー戦から、松本日向に2連敗を喫したが、今年3月のKrushでは豊田優輝をKOで沈め、復活をアピールしている。戦績は3戦 1勝(1KO) 2敗0分。
池田は、長い距離での蹴り技やコンパクトなフックを武器にK-1カレッジ2019 -55kg王者に輝いた実績を持つ。戦績は2戦 2勝(1KO) 0敗 0分。
1R、橋本がサウスポー。橋本が左ローを放つと、池田が右ミドルを返す。左ジャブや右ミドルの手数を出す池田に、橋本が接近しての左の強烈ボディフック。終盤には、両者のフックが交錯する。
2R、池田が前に出て、右フックをヒット、右の飛びヒザまで繋ぐ。終盤には、橋本の右のフックがタイミング良くヒットし、池田が崩れたところでレフェリーがダウンを宣告した。
3R、池田が前に出て右ローやミドルを放つ。橋本も負けじと接近して、パンチをコンパクトにまとめていく。橋本は回転力のあるフックで攻め続け、終盤には右ハイを狙う。最後まで、手数が落ちず攻め続けた橋本が判定勝利した。
<試合結果の変更に関する追記>
この試合は判定0-3(27-30×2、27-29)で橋本の勝利となっていたが、試合後、2Rに池田が喫したダウンについて池田の所属ジムから再審議を求める提訴があった。K-1 JAPAN GROUP審判部で再審議のため、試合映像を確認したところ、2R残り10秒を切ったあたりで池田の右ミドルと橋本の右フックがほぼ同時に放たれ、橋本の右フックは池田の顔面を捉えたが、池田の右ミドルは橋本が左腕ですくうようにキャッチし(K-1 JAPAN GROUPのルールにおいて相手の足をキャッチすることは認められていない)、その後、池田が転倒し、レフェリーにダウンを宣告されたことが分かった。転倒の理由も橋本の右フックの効果よりも、足をすくわれていたためバランスを崩した可能性が高いという検証結果となり、ダウンが取り消しとなった。
2Rはダウン宣告があったため全ジャッジが10-8で橋本優勢と採点していたが、担当ジャッジ3名にダウンではなかったとして再採点を求めたところ、全ジャッジが10-9で橋本優勢と採点した。この再採点の結果を加味し、全ラウンドの合計点を算出した結果も勝者は変わらなかった。
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