【ONE】右ミドルで攻勢のスーパーレック、パンパヤックを下しムエタイレジェンド対決制す
ONE Championship
『ONE: NO SURRENDER』
2020年7月31日(金)タイ・バンコク インパクト・アリーナ
photos by ONE Championship
▼第1試合 ONEフライ級(-61.2kg)ムエタイ
●パンパヤック・ジットムアンノン(タイ)
判定0-3
○スーパーレック・キアトモー9(タイ)
パンパヤックはムエタイのスーパースターにして、ONE公式ランキングにおけるフライ級ムエタイのトップコンテンダー。これまで工藤政英、ルイ・ボテーリョを破り、同門のONE世界王者・ロッタンに次ぐ位置を堅守している。
対するスーパーレックもONEにおいては無敗。ランキングも2位と好位置につけている。ムエタイ時代に対戦経験があるという両者は、パンパヤックが4勝1敗1分とリード。スーパーレックは戦前インタビューで「リマッチをしたいと思っていた」とパンパヤックへのリベンジを決意していた。
1R、パンパヤックがサウスポー。スーパーレックが強烈は右ミドルを見せると、パンパヤックも右ミドルから右ストレートを返す。パンパヤックが右ミドルを打つと、自らバランスを崩しスリップ。立ち上がったところをスーパーレックが押し始め、右ミドルをパンパヤックのボディに深く打ち込む。右前蹴りで距離を作るパンパヤックにスーパーレックがパンチで押し込む展開。
2R、パンパヤックの右ミドルに合わせ、スーパーレックが左右パンチ連打で前進。攻撃のきっかけはスーパーレックから始まるが、パンパヤックが右ミドルをカットしカウンターを合わせていく。
3R、スーパーレックが重い右ミドルで前進。入り際にスーパーレックがヒジを合わせヒヤリとするシーンも。スーパーレックの右ミドルをカットする際にやや苦い顔を見せるパンパヤックは左ミドルが出なくなる。組んでも首相撲で優位に立つのはスーパーレック。勝利を確信してか、スーパーレックがステップを踏み始めたところで試合終了のゴング。
判定は全会一致でスーパーレックを支持。大きく負け越していたスーパーレックが星をひとつ戻した。
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