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【ONE】スタンプが19歳・スリセンを寄せ付けず圧倒、MMA5連勝を飾る

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2020/07/31(金)UP

スタンプ(左)が1RでTKO勝ち

ONE Championship
『ONE: NO SURRENDER』
2020年7月31日(金)タイ・バンコク インパクト・アリーナ
photos by ONE Championship

▼第3試合 ONE女子アトム級(-52.2kg)
○スタンプ・フェアテックス(タイ)
TKO 1R 3分59秒 ※パウンド連打
●スニーサ・スリセン(タイ)

強烈な蹴りを叩き込むスタンプ

 スタンプは比類無きムエタイテクニックを武器に、ONEアトム級のキックボクシング、ムエタイで二冠を制覇。三冠目のMMA王座に照準を合わせ、MMAマッチでも連勝を見せていた。しかし今年2月にかつてムエタイルールで撃破したジャネット・トッドに敗れキックボクシング王座から陥落。新型コロナウイルスの影響もあり試合から遠ざかっていたが、今回約5ヶ月ぶりの再起戦、そして半年ぶりのMMA戦に挑む。

 対するスリセンは今回がONEデビュー戦。これまでタイのプロモーション「Full Metal Dojo」に参戦し、3戦3勝と無敗の戦績を残している。年齢はスタンプより3歳若い19歳。キャリアこそ浅いが、スタンプにとって決して油断して良い相手ではないだろう。

パウンドを連打するスタンプ。この後レフェリーストップとなり、TKO勝利した

 軽くフットワークを踏むスリセンに、強烈な左ミドル、右ローを叩き込むスタンプ。組めば首相撲の体勢からヒザをボディに叩き込み続ける。スリセンがコーナーに押し込み、左手をスタンプの脇に刺す。右手を首に巻き付け投げたいが、スタンプは投げさせない。

 ロープ際の膠着からブレイクがかかりスタンドに戻ると、スタンプが首相撲から投げてグラウンドへ。バックをとったスタンプがスリセンの顔の左側を左フックで連打。スタンプの首にしがみつくことしかできないスリセンを見たレフェリーは試合をストップ。スタンプがMMA5連勝を飾ると共に、5ヶ月ぶりの再起に成功した。

※全試合結果はこちら

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