【ONE】元GLORY王者シッティチャイ敗れる、ONE1位スーパーボンが接戦を勝ち取る
ONE Championship
『ONE: NO SURRENDER』
2020年7月31日(金)タイ・バンコク インパクト・アリーナ
photos by ONE Championship
▼第4試合 ONEフェザー級(-70.3kg) キックボクシングスーパーファイト
●シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)
判定0-3
○スーパーボン(タイ)
シッティチャイは14年にルンピニースタジアムで王座を獲得するなどムエタイで実績を築き、キックボクシングでも16年にGLORY世界ライト級(約69.9kg)王座を奪取、6度もの防衛を果たした強豪だ。今年の5月にONEと正式契約したことが発表されており、今回がONE初参戦となる。
対するスーパーボンは、K-1 MAXやシュートボクシングでも活躍したブアカーオの弟子で、2016年度クンルンファイト70kgトーナメント優勝者。現在ONE公式ランキングでもフェザー級のキックボクシング2位、ムエタイ1位にランクされている。
1R、シッティチャイがサウスポーから左ミドル、右ジャブで距離を測ると、スーパーボンも左右のパンチで応戦。スピードのあるシッティチャイの左ボディストレートが伸びると、スーパーボンが右ミドル連打で応戦する。左ローから左ストレートにつなげるシッティチャイにスーパーボンが右ストレートをカウンターで合わせる。両者重いパンチを顔面に交差させながらラウンド終了のゴングが鳴る。
2R、両者ともミドルからパンチにつなげるコンビネーションを交換。シッティチャイがパンチから入るコンビネーションでペースを変えてみせる。スーパーボンは左前蹴りを突き刺しシッティチャイを懐に入れさせず、長い距離から右ロー、右ストレートを狙う。
3R、再びミドルの打ち合いを見せる両者。スーパーボンのミドルをシッティチャイがキャッチするが、スーパーボンが右ストレートで突き放す。スーパーボンは打ち下ろし気味の右ストレートをヒットさせると、シッティチャイはフェイントを混ぜた左アッパーで応戦。強烈な左右ミドルを交換し、追撃のパンチをヒットさせ合う中、試合終了のゴングを迎えた。
一進一退、大きな差には見えない一戦だったが、打ち終わりの右ストレートをよく当てたスーパーボンを全ジャッジが支持。シッティチャイのONE初戦は黒星スタートとなった。
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