【RIZIN】江幡塁、ダウン奪取で植山征紀を降す「もっと格闘家として輝けるよう頑張る」
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.22』
2020年8月9日(日)横浜・ぴあアリーナMM
▼第5試合 56.0kg契約 RIZINキックボクシングルール ※肘無し
〇江幡 塁(伊原道場本部/WKBA世界スーパーバンタム級王者)
判定3−0
●植山征紀(龍生塾ファントム道場/シュートボクシング日本スーパーバンタム級王者)
江幡は昨年大晦日に那須川天心と対戦するも初回KO負け。しかしそこからの復帰戦で再びRIZINに参戦する。対するはシュートボクシングの王者・植山。強打でダウンをKOを量産してきた選手で、打撃戦必至な顔合わせだ。
1R、両者オーソドックスで立ち、江幡はミドルを主軸に距離を取る。植山は距離を取られてパンチが空を切るが、踏み込んでの左フックが江幡を捉える。植山はさらに左インローで江幡の内股を赤くする。
2R、植山は左インローと左フックをさらに強めるが、江幡は左ミドル、そして右ミドルと距離を掴み、次第に距離感を握っていく。そして逆にミドルからフックを繋ぎ植山に当てていく。
3R、前に出た江幡は植山のローを誘い、そこに右ストレートをカウンターしてダウンを奪う。立ち上がった植山はしかし弱気にならず、逆にワンツー、左フック、跳びヒザと打ち合いを仕掛ける。だが江幡は冷静にブロックしてクリーンヒットを与えない。顔面前蹴りを植山に決める。
判定は29−28、29−27、30−27の3−0で江幡。両者3Rには出血しての熱戦を制した。
江幡はマイクを取ると「ご存知の方もいると思いますが、小さいころから夢を語ってきた親友が亡くなりました。でも僕は格闘技をやっていて、格闘家です。ファイターです。生きざまはこのリングでしか見せることができません。リングでどんなに辛いことがあってもメッセージを送り続けます」と自身の思いを語り、「みなさんもコロナで苦しいと思いますが、僕は格闘家として輝いてメッセージを発しました。生意気ですがみなさんもメッセージをもらって各々で輝いてください。みんなが輝けば多くの輝きになって、大きな光になります。もっと大きな光になれるよう、格闘家として輝けるように頑張ります」と、リングに上がり戦った思いを言葉にした。
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