【RIZIN】サトシ・ソウザが覚醒&復活のTKO勝利、矢地祐介はジークンドー発揮ならず
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.22』
2020年8月9日(日)横浜・ぴあアリーナMM
▼メインイベント(第9試合) RIZIN MMAルール(-71.0kg)5分3R※肘無し
●矢地祐介(KRAZY BEE)
TKO 1R 1分52秒 ※パウンド連打
〇ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)
ライト級の両者は昨年サトシがトーナメントに出場するも1回戦負け、矢地は出場が叶わなかったが、年末には上迫博仁に逆転勝利し復活、一歩前進を果たした。
ジークンドーをはじめとした達人たちとのコラボ動画で注目を集める矢地は、大晦日とはまた変わった姿を見せるのか。あるいは“柔術界の至宝”サトシが、その寝技技術で仕留めるのか。
矢地はブルース・リーの「燃えよドラゴン」のテーマに乗せて姿を表した。
リングインし試合が始まると、矢地は1Rからサウスポーからブルースリーのような関節蹴りや横蹴りを飛ばす。サトシはこれにやや阻まれたが、サトシは矢地の横蹴りを潰してタックルに入り、コーナー際でテイクダウン。マウントポジションとなり、パワフルなパウンドを連打。矢地が背を見せるとチョークスリーパーを狙い、矢地が仰向けに戻るとやはりパウンドを続行。逃れられない矢地にサトシのパウンド連打が止まらず、レフェリーは試合を止めた。
快勝に雄叫びを上げたサトシは「(昨年)10月恥ずかしい試合、でも今は大丈夫だから、このチャンスをRIZIN本当にありがとうございます」と昨年10月のRIZINでジョニー・ケースにKO負けを喫したが、今回の雪辱の機会に感謝した。続いて練習パートナーたちの名前を挙げてやはり感謝し、その中の一人であるクレベル・コイケをリングに呼び込みRIZIN参戦をリクエストする。
マイクを持ったクレベルも「1回チャンス下さい。いつでも誰でもいいから私試合をやりたい。よろしくお願いします」と出場をアピール。
改めてマイクを持ったサトシは「勝つ時もある、負ける時もある。でも私の生徒たち、家族も手伝ってくれるから、本当にありがとう。私、絶対忘れない」と改めて周囲に感謝し、最後に「世界に見せて、RIZIN戻ったぞ!」と叫んで大会を締めた。
今年に入ってジークンドーを学んだ矢地だったが、ジークンドーをマスターするには数ヶ月では難しかったのかもしれない。矢地の今後に期待したい。
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