【RIZIN】朴光哲vs青井人の20歳差対決、朴の老獪な技に若き青井は手数で勝利
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.23』
2020年8月10日(月・祝)横浜・ぴあアリーナMM
▼第5試合 RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)※肘あり
●朴 光哲(43=KKRAZY BEE/元ONE世界ライト級王者)
判定0-3
〇青井 人(23=BLOWS/元修斗環太平洋フェザー級王者)
朴は元ONE世界ライト級王者。今年4月に引退をかけて朝倉未来と対戦予定だったが、新型コロナウイルスの影響により大会中止に。改めて元修斗環太平洋フェザー級王者の青井人とRIZINデビュー戦を迎えることとなった。
青井との対戦決定会見で朴は「これで負けてもどっちみち辞めると思うんで、“ROAD TO 朝倉未来”目指して頑張ります」と負けたら引退を示唆していた。
一方、青井もRIZIN初出場。「今の自分が世界のトップに立った選手にどれだけ通用するのか試すのがすごく楽しみです。打投極、全局面で圧倒してフィニッシュする」と意気込む。年齢差20歳対決の行方は果たしてどちらか。
試合は1R、お互い距離をとり様子を窺う展開。朴の前手の左ジャブがあり、なかなか中に入れない青井だったが、朴のジャブに合わせ、青井の右フックが朴の後頭部を捉えバランスを崩すと一気にパンチで詰める。しかし朴はうまく回り込みパンチをはずし老獪な技術でピンチを脱する。
2R、朴は軽いフットワークで距離をとりステップイン、そのタイミングを狙い青井は左フックを朴の顔面に入れる。朴が下がると再び青井はパンチのラッシュ。コーナーに詰められるも脇をさし四つ組へ。ブレイクし、再び距離をとる二人、青井のハイキックにカウンターで朴が伸びる右ストレートをヒットさせる。朴も徐々にパンチを出し始めるが、青井もカウンターでパンチを返すがなかなかクリーンヒットを奪えない。
3R、朴のジャブにカウンターでパンチをまとめる青井。積極性と手数は青井だ。朴のワンツーに合わせて青井は右フックを当てると再びバランスを崩す朴。下がって青井の連打をかわす。
朴は度々遠距離からのジャブや右ストレートを当て、うまさを見せるが、技は単発でダメージを与えるに至らない。最後は青井の後ろ回し蹴りが朴の肩口に当たりバランスを崩し尻餅をつく朴。お互い攻めあぐんだ試合だったが、判定3-0で青井が勝利した。
勝った青井は「レジェンド相手にまだまだ実力不足。結果は勝ったのでよしとしようと思う。もっと練習して復帰したい。今回の試合で手を怪我したかもしれないので、期間は空くかもしれないけど、また頑張ります」と試合を振り返った。
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