【RIZIN】朝倉海、扇久保博正を初回TKO勝利=今年初のRIZIN王者に(動画あり)
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.23』
2020年8月10日(月・祝)横浜・ぴあアリーナMM
▼メインイベント(第9試合) バンタム級タイトルマッチ RIZIN MMAルール 5分3R(61.0kg)※肘あり
〇朝倉 海(トライフォース赤坂)
TKO 1R 4分31秒 ※サッカーボールキック
●扇久保博正(パラエストラ松戸)
朝倉はTHE OUTSIDER王者を経て17年末からRIZINに参戦。才賀紀左衛門、マネル・ケイプ、トップノイ・タイガームエタイ、ムン・ジェフンと連勝し、19年8月にはRIZINとBellatorの二冠王・堀口恭司を降すアップセットを起こす。9月には佐々木憂流迦にも勝利し、大晦日にマネル・ケイプとのRIZINバンタム級王座決定戦に挑むも敗れた。
その同日の同大会で、修斗二階級制覇王者の扇久保は石渡伸太郎とのRIZINバンタム級王座・次期挑戦者決定戦に勝利して挑戦権を得た。
そして今年4月にケイプのタイトルに扇久保が挑戦する計画もあったが、ケイプはUFC移籍のため王座を返上。さらにコロナのため大会は延期に。
RIZINは今年は2月の浜松大会から半年ぶりの大会となり、4月含め3大会が中止に。行政の方針である会場キャパの半数かつ5,000人上限という集客を守り、ようやく昨日9日から2日連続の大会が開催された。そして本日10日、今年初のタイトルマッチである扇久保vs朝倉海が行われた。
1R、朝倉はジャブから左ボディフック。扇久保もジャブを伸ばすが、朝倉はハイキック、跳びヒザと伸びのある打撃でプレッシャーを掛ける。朝倉のパンチ、そしてボディへのヒザと立て続けに攻撃。扇久保はコーナーを背負うもミドルで朝倉を下がらせる。
朝倉は再び左ボディフックから跳びヒザ、ジャブと扇久保をコーナーに追い込む。そして右アッパーを当てると、逃れた扇久保を跳びヒザで追撃。ダウンした扇久保に朝倉はパウンド、顔へのヒザ、サッカーボールキックと追撃してここでTKOとなった。
勝利し王者となった朝倉は「ほんとうにたくさんの人の支援のおかげで大会を開催することができて、ありがとうございます」感謝。「扇久保選手が下を向くクセがあったのでアッパーとヒザは狙っていて、効いたら一気に畳み掛けようと思っていました。一発効いたら絶対仕留める気でいました」と試合を振り返る。
そして「みんなが見たいカードは堀口選手と僕のカードだと思うので、実現させてください」と語り、「日本の格闘技を盛り上げたいので、僕が先頭に立ってもっとRIZINをデカくできるよう頑張るので、これからもよろしくお願いします」と話して大会を締めた。
▼朝倉海vs扇久保戦
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