【RIZIN】元谷友貴、魚井フルスイングをギロチンチョーク葬
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.23』
2020年8月10日(月・祝)横浜・ぴあアリーナMM
▼セミファイナル(第8試合) RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)※肘あり
〇元谷友貴(フリー)
一本 3R 2分19秒 ※ギロチンチョーク
●魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)
元谷はDEEPのフライ級とバンタム級を制した2階級王者。打撃も寝技も高いレベルで持ち合わせている。しかし昨年はビクター・ヘンリー、扇久保博正、パトリック・ミックスと敗れて苦しい1年に。今年は3月に大塚隆史を降し、さらにこの一戦で浮上を狙う。
対する魚井はその名の通りフルスイングする豪快なフックを武器とする選手。昨年6月の『RIZIN.16』神戸大会では地元でハワイのカナ・ハヤットに勝利しており、今回上位越えを狙う。
1R、両者距離を取って立ち、魚井はフルスイングのパンチを狙い、元谷はこれをローでけん制する。両者十分に警戒して、激しい攻防とはならない。元谷は右ロー、右ミドルを当てていくが、魚井もフック・ジャブを放って元谷を下がらせる。
2R、元谷はやはり前に出てプレッシャーを掛けていく。一度魚井がコーナーを背にしたところで元谷が組みつくが、ここは元谷が体を離す。しかし元谷は再びコーナーに追い込み跳びヒザを放ってヒット。倒れた魚井を鉄槌、踏みつけと襲うが、2R終了となる。
3R、元谷は3Rも魚井をロープ・コーナーに詰め、バックブロー。これは空振りするも、タックルに来て魚井の頭が下がったところでギロチンチョーク。これをガッチリ極めてタップを奪い、勝利を決めた。
勝利した元谷はインタビューに答え「ギロチンは初めてかもしれないです」と笑顔を見せ、「19年は調子悪かったんですけど、ここ半年ぐらい東京で練習して進化していると思うので、トップ選手たちに絡んでチャンピオンを目指したいと思います」とさらなる上昇を誓った。
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