【DEEP】酒井リョウ、父となっての初戦は関根シュレックに逆転TKO勝利でリベンジ達成
DEEP事務局
『skyticket presents DEEP 95 IMPACT』
2020年8月23日(日)東京・ニューピアホール
▼第8試合 セミファイナル DEEPメガトン級5分3R
●関根”シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)
TKO 2R 4分55秒 ※パウンド
〇酒井リョウ(レンジャージム)
シュレックは元静岡県警の刑事という異色の経歴を持つファイター。幼少期に学んだ柔道と刑事時代に始めた柔術をバックボーンとし、40代にしてプロ格闘家に転向。ONEやDEEPなど様々なMMA団体に参戦する一方、プロレスのリングでも人気を博している。
今年2月のRIZINではDEEPメガトン級王者のロッキー・マルティネスと対戦。戦前の会見で宣言したジャーマンスープレックスを狙うも、マルティネス得意の打撃の前に敗北。今回が再起戦となる。
対する酒井はMMAのみならずキックのリングにも上がるマルチファイター。昨年3月にはロッキー・マルティネスのメガトン級王座に挑戦するもKO負けを喫した。その後10月にはDEEPミドル級王者の水野竜也とライトヘビー級で対戦したが、グラウンド状態で放ったヒザ蹴りが水野の頭部をとらえ、反則負けとなった。今年2月のRIZINではキックルールで実方宏介にKO負け。キックを含めた3連敗の中、強敵を迎える。
両者は13年6月に対戦しておりシュレックが判定勝ち。酒井は8月5日に第一子が誕生しており、父としての第1戦でリベンジを懸ける。
1R、酒井のローに合わせてシュレックがタックルで飛び込みテイクダウン。酒井は金網を枕にする体勢となってしまい身動きが取れない。シュレックがマウントポジションとなり、酒井にパウンドを見舞っていく。背を向けた酒井にシュレックはパウンドを止めず、フェイスロックも合わせたスリーパー。しかしここは酒井がしのいで初回を終える。
2R、開始すぐにシュレックがタックルに出るも酒井は切る。シュレックは再びタックルに出て、切られそうになるも金網まで走って押し込む。そこからシュレックが足を引いて酒井に尻もちをつかせマウントポジションへ。酒井は金網を蹴って逃れんとするが、シュレックは逃がさずにV1アームロックを狙う。しかし残り時間40秒ない中で酒井は立ち上がり、左右フックとヒザで襲い、形勢逆転。劣勢のシュレックはタックに来るが酒井はこれを切って、鉄槌で追撃。体が伸び、動きが止まった様子を見てレフェリーが試合を止めた。
勝利した酒井は「こんにちは、DEEPお待たせしました。これがメガトン級です。子どもが生まれて頑張りました。レンジャージムの応援があって、ここまでたどり着きました。まだRIZIN諦めてないので、応援よろしくお願いします」と、この一戦を機にさらなるステップアップを誓った。
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