【RISE】北井智大、”不沈艦”マサ佐藤とのバチバチの打ち合い制する
RISEクリエーション
『RISE 141』
2020年8月23日(日)東京・後楽園ホール
▼セミファイナル(第7試合)-64kg契約 3分3R延長1R
○北井智大(チームドラゴン/ライト級3位)
判定3-0 ※30-28✕2、30-27
●マサ佐藤(名護ムエタイスクール/英雄伝説64kg級アジア王者、西日本統一ライト級王者)
北井は爆発力のあるパンチを武器に水落洋祐、髙橋一眞、山口裕人らをKO撃破してきた”RISEきっての激闘派”。今年1月にRISE WORLD SERIES 2020 -63kg出場決定トーナメント決勝に臨んだが、直樹にKO負けを喫しトーナメント本戦出場へのチャンスを逃している。
対する佐藤は圧倒的な耐久力を武器に各地を渡り歩く北井に劣らぬ激闘派。18年2月の『KNOCK OUT』では、剛腕・水落洋祐と真っ向から打ち合いの末、肘によるカットで逆転TKO勝利を収め、その名を全国に轟かせた。RISEには今回初参戦。
1R、互いにローキックを蹴り合っての開幕。アップライトに構え始めた佐藤に、北井は構わず前足でのローキック、そしてミドルも。終盤、蹴りでバランスを崩した佐藤に、北井が突如パンチ連打で襲いかかり、左フックがヒットする。佐藤もガードを固めながら単発ながら打ち返す。
2R、北井はギアが上がったか。佐藤が左右のミドルを放つと、北井が脚を掴みパンチまで。北井が相手の隙を見つけると、突如、前に出て打ち込む展開が目立つ。北井が右フックを当てたかと思えば佐藤はバックスピンキック。終盤、北井がコーナーに追い詰めヒザを入れる場面も。
3R、北井が左ミドルキックを連打すると、対抗した佐藤の蹴りが北井の金的に入ってしまう。
再開後、前に出た佐藤のオーバーハンドの右が連続で入る。北井がグラつきながら応戦するも佐藤のパンチに下がってしまう。さらに佐藤のバックハンドが入る。勢いに乗りたい佐藤だが、打ち疲れたか少しスピードが落ちる。終盤、北井の右が直撃。しかし耐え前に出てくる佐藤。ラストは互いに打ち合い、ヒットしあうも両者倒れず。
判定30-28、30-28、30-27と北井が完封した形となった。
北井はマイクで「期待どおりの試合になったんじゃないですか。佐藤選手、すごい打たれ強くて、まだまだ倒せなかったんでパンチを鍛えます」と笑顔でコメントした。
白鳥や原口が出場するDEAD OR ALIVE-63kgワンデートーナメントの一枠は残っているが、勝利した北井は手に入れることが出来るか。
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