【DEEP】大島沙緒里、しなしをKOしたにっせーにKO勝利で新王者に
DEEP事務局
『skyticket presents DEEP 97 IMPACT』
2020年9月20日(日)東京・後楽園ホール
▼セミファイナル 第6試合 DEEP女子 ミクロ級王者決定戦5分3R
●にっせー(フリー)
TKO 1R 2分9秒 ※パウンド
〇大島沙緒里(AACC)
※大島が新王者に
にっせーは沖縄在住の24歳。18年9月に行われたDEEP JEWELSアマチュア大会で佐伯代表の目に留まり翌19年3月プロデビュー。同年12月、抜擢を受けたしなしさとこ戦で1R TKO勝ちするアップセットを見せ、当初しなしとのタイトルマッチが予定されていた。
しかし、しなしが自粛期間の影響による練習量の大幅減を理由にベルトを返上したことで、大島との王者決定戦が行われることとなった。大島は「全日本ジュニア柔道体重別選手権大会」で14年に優勝した柔道エリート。19年の全日本アマチュア修斗で優勝し、今年7月のDEEP JEWELSでは2連勝中のさくら(フリー)にアームロックを極め勝利している。
大島は走るように出て組みつきテイクダウン。そこからの動きもスムーズでにっせーを袈裟固めでとらえ、左腕を足で挟んで動かさせず右手でのパンチを連打していく。にっせーもブリッジや金網を蹴って逃れんとするが、大島は袈裟固めが強固で逃がさない。そのままパウンドで攻め抜き、レフェリーが試合を止めた。
勝利した大島は「双子の娘がぐずっていたので上げられないんですけど(苦笑)。双子のお母さんをさせてもらってます。育児をしながら格闘技をすることは大変なんですけど、充実した忙しさを送れているので、とてもいい生活をしています。プロになってもうすぐ1年になります。4試合して、全部違う階級で、まだまだこれから総合的な力をつけていかないといけないと思うし、娘たちにもいろんな景色を見せてあげたいので、応援よろしくお願いします」と語ってケージを降り、夫とともに娘2人を抱き上げた。
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