【RIZIN】大原樹里、流血の激戦で矢地祐介を降す
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『Yogibo presents RIZIN.24』
2020年9月27日(日)さいたまスーパーアリーナ
▼第1試合 スペシャルワンマッチ RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg)※肘無し
●矢地祐介(KRAZY BEE)
判定1−2
〇大原樹里(KIBA マーシャルアーツクラブ)
矢地は元修斗環太平洋フェザー級王者で、16年からRIZINに参戦。今年8月に開催された『RIZIN.22』では柔術界の至宝ホベルト・サトシ・ソウザと対戦したが、テイクダウンを奪われマウントからのパウンド連打でTKO負け。コロナの自粛期間に学ぶも前回不発に終わったジークンドーが今回どこまで発揮されるか期待される。
対する大原は約10年のキャリアで47戦を行い、主戦場のDEEPで国内の強豪選手としのぎを削ってきた鉄人ファイター。180㎝の長身と長い手足から繰り出す打撃で、26勝のうち16のKO勝ちと、数々のファイターをマットに沈めてきた。前戦では今年8月の『DEEP95』で鈴木琢仁に1R0分57秒KO勝ちを収めている。
1R、サウスポーから左ミドル、サイドキックを飛ばす矢地に大原は右ストレートを当てフラつかせる。右ストレートからの飛びヒザを当てて矢地を倒した大原は、ジャンピングフットスタンプ。そしてパウンドで矢地に流血を呼ぶ。矢地は下から三角絞めを狙うが、大原は頭を引き抜きサッカーボールキック、パウンドとさらに攻める。矢地はしかし蹴り上げを連打し立ち上がって1Rを終える。
2R、踏み込んでワンツーは当てられない矢地だが、大原が踏み込んできたところにカウンターの右フックを当てる。矢地はこのフックでヒットを上げていく。大原も鼻から出血する。矢地は左フックで大原を倒しサッカーボールキックを放つが、大原も手でディフェンスし立ち上がる。
3R、矢地は左ストレートを中心に手数多く攻める。大原はこれに右ミドルで対抗する。大原はそこから飛びヒザを繋げるが、これは浅い当たりとなる。矢地は左フックを当て、打撃戦から一転、残り時間40秒ほどのところでタックルに出てテイクダウンし、マウントポジションとなる。しかし大原は跳ねのけて立ち上がるとサッカーボールキックを見舞い、パウンド連打で再び矢地に出血させて終了のゴングとなる。
判定は2−1で大原。勝利すると「DEEPから来ました大原樹里です。俺を勝つって言ってくれたみんな、KIBAのみんな、これでいいだろう。またすぐ試合すると思うので、応援よろしくお願いします。ありがとうございました!」とDEEPとジムの名を挙げて感謝しリングを後にした。
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