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【RISE】紅絹がテクニックで19歳Ayakaを封殺、準決勝一番乗りを果たす

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2020/10/11(日)UP

パンチをヒットさせる紅絹

RISEクリエーション
『RISE DEAD OR ALIVE 2020 Yokohama』
2020年10月11日(日)神奈川・ぴあアリーナMM

▼第7試合 RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020一回戦① 3分3R延長1R
●Ayaka(健心塾/NJKFミネルヴァ日本ピン級王者)
判定0-3 ※28-29×2、28-30
○紅絹(NEXT LEVEL渋谷/初代RISE QUEENアトム級王者)

蹴りで距離を取る紅絹(左)

 Ayakaはアグレッシブなスタイルを武器に、昨年11月にミネルヴァ日本ピン級王座を獲得。今年2月のRISE GIRLS POWERでは”ムエタイ才女”伊藤紗弥に初KO負けを与える大金星をあげた。

 対する紅絹はキャリア50戦を超える大ベテラン。卓越した試合運びを武器に、昨年7月に那須川梨々を破りRISE QUEENアトム級王座を獲得。今年2月に平岡琴を挑戦者に迎え、ダウン応酬の激闘に競り勝ち初防衛に成功している。

 1R、リングの中心に位置するAyakaの周囲をサウスポーの紅絹がサークリング。細かく右ジャブ、右フックから右ローと手を出す紅絹へ、Ayakaがプレッシャーをかけ右ストレートを繰り出していく。紅絹がタイミングのいい右ロー、左前蹴りで距離を取る中、Ayakaが強引気味に前進し紅絹のバランスを崩すシーンも見せる。

 2R、Ayakaの入り際に左ストレートから左ミドルを合わせる紅絹。Ayakaは体ごとぶつけるような強引さで前進し、右ストレート、右ハイキックで攻め立てる。紅絹はちょんちょんと当てる細かいパンチから左ローを内ももにヒット。Ayakaは変わらず前進を続けるが、紅絹のフットワークに空転させられ始める。

 3R、Ayakaが左右ストレートから右ミドルで前進。紅絹も左右フックから前蹴りで応戦する。Ayakaの前進に合わせ紅絹が左インロー、左ミドル。Ayakaの動きが止まると紅絹が手を出し、打ち終わりは紅絹の攻撃で終わる。Ayakaは最後までよく手を出すが、打ち終わりにヒットさせるのは紅絹。終盤にはバックブローをヒットさせた紅絹が主導権を握ったまま試合終了のゴングを迎えた。

 ジャッジは3者が全員紅絹の勝利を支持。紅絹がベテランの技を見せつけ、トーナメント準決勝進出一番乗りを果たした。

※全試合結果はこちら

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