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【RISE】寺山日葵がsasoriとの激闘に競り勝つ、紅絹の待つ決勝へ進出

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2020/11/01(日)UP

ミドルキックで攻める寺山

RISEクリエーション
『RISE DEAD OR ALIVE 2020 Osaka』
2020年11月1日(日)エディオンアリーナ大阪

▼第7試合 RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020 準決勝2 3 分 3R 延長 1R
●sasori(テツジム/PRIMA GOLD/NJKF ミネルヴァ日本ライトフライ級王者)
判定1-2 ※28-30、30-29、28-30
○寺山日葵(TEAM TEPPEN/初代 RISE QUEEN ミニフライ級王者)

sasoriの猛攻に真っ向から勝負する寺山(左)

 最強女子を決める『RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020』。10月に行われた1回戦において、sasoriは平岡琴を、寺山はerika♡を判定で撃破した。その1回戦において、寺山は試合後に自身のSNSで猛省を見せるほどの苦戦を強いられたが、sasoriは豪快なパンチを武器に平岡を圧倒。対象的な過程を経て準決勝へコマを進めている。

 両者は今年7月に一度対戦し、その時は寺山が延長判定を制し勝利したが、今回はsasori有利の声も大きい中、決勝進出を争う。

 1R、リーチに勝る寺山が強い右ミドル。ジリジリと距離を詰めるsasoriへ右の蹴りを上下に散らしていく。sasoriの前進へ得意の前蹴りを合わせるのが寺山。狂気の笑顔を見せながらsasoriが大きなフックで前進。寺山はリングを丸く使うフットワークから、長い右ストレートを突き刺す。

気迫の表情で連打するsasori
(右)

 2R、sasoriがプレッシャーを強め、大きな左フックを上下に散らしながら飛び込む。寺山は前蹴りで突き放し、距離ができれば右ミドル。至近距離では組んでsasoriのパンチの距離を潰す。sasoriは当て勘良く左フックをボディ、顔面へ散らしヒット。入り際に左ストレートとリズムを変え、寺山にペースを握らせない。

 3R、sasoriの入り際に右のテンカオを突き刺す寺山。左前蹴り、右ストレートの長距離砲で踏み込みを潰されるsasoriだが、強引に踏み込み左ボディがヒット。寺山の前蹴りをつかんでフックをよく当てる。終了直前に組んでからの攻撃2回の反則でsasoriにイエローカード。sasoriの連打に寺山が応じ、打ち合いを見せる中で試合終了のゴングが鳴り響いた。

宿敵sasoriに競り勝ち歓喜の寺山

 読み上げられた判定は、1者目が寺山、2者目がsasoriを支持。最後の1者に委ねられた勝敗は2ポイント差で寺山の勝利を支持。前蹴りと右ミドルの作戦を徹底した寺山が強豪・sasoriに競り勝ち、紅絹が待つトーナメント決勝へコマを進めた。

※全試合結果はこちら

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