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【RISE】鈴木真彦が江幡塁を圧倒、20連勝で決勝一番乗りを果たす

2020/11/01（日）UP

鈴木のパンチが江幡を多く捉え判定で勝利した。

RISEクリエーション
『RISE DEAD OR ALIVE 2020 Osaka』
2020年11月1日（日）エディオンアリーナ大阪

▼第9試合 RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~準決勝1 3分3R延長1R
○鈴木真彦（山口道場/第7代 RISE バンタム級王者）
判定3-0　※三者とも30-28
●江幡　塁（伊原道場/WKBA 世界スーパーバンタム級王者、KNOCK OUT 初代同級王者）

鈴木のボディブローが江幡にヒットする

　那須川天心への挑戦権をかけて争う『RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg』。鈴木は2015年に那須川にKO負けして以来、5年間19試合にすべて勝利。圧倒的な攻撃力を武器にRISEバンタム級も制した。

　対する江幡は”立ち技最後の大物”として昨年末にRIZINへ出場。那須川危うしの声も上がったが、蓋を開けてみれば1RKOの完敗を喫した。両者とも那須川に辛酸をなめさせられた者同士、リベンジを果たすためにも絶対に負けられない一戦となる。

江幡が鈴木の打ち終わりに反撃する

　1R、両者オーソドックス。江幡が左ミドル、鈴木が速い左右ローから強い右ストレートを見せる。江幡のミドルを受けながら鈴木が右フックを強打。鈴木の入り際に江幡が左フックを合わせる上手さを見せる。江幡のガードが高いが、内側から打ち抜く鈴木の右ストレートがヒット。江幡もワンツーから左アッパー、左ミドルのコンビネーションで鈴木を後退させる。パワーは鈴木、多彩さは江幡の印象。

　2R、鈴木は速いカーフキックからパンチを見せるが、江幡がよく見てカウンターの右ストレート。対する鈴木は江幡のガードの上から、お構いなしにフックを叩きつける。鈴木の打ち終わりに江幡は反撃し、鈴木の強い圧力にも飲み込ませない。しかし徐々に鈴木のパンチが江幡にヒット。上下に打ち分ける左ボディが何度も江幡の腹をとらえる。

鈴木が２−０で江幡に勝利した

　3R、距離を詰める鈴木が左カーフからワンツー。江幡は強い左ミドルで応戦も、鈴木の左フックに顔面をとらえられ後退する。やや疲れの見える江幡へ鈴木が直線的に距離を詰め、左ジャブから右アッパー、長距離からワンツーとコンビネーションをヒット。江幡の反撃も見切ったかのようにスウェー、ダッキングで回避。両者手を出し続けたまま試合終了のゴングを迎えた。

　判定はジャッジ三者とも30-28で鈴木を支持。鈴木がトーナメント決勝進出を勝ち取るとともに、破竹の20連勝を記録した。

※全試合結果はこちら

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