【RISE】志朗が植山征紀のプレッシャーしのぎ判定勝利、鈴木真彦の待つ決勝へ進出
RISEクリエーション
『RISE DEAD OR ALIVE 2020 Osaka』
2020年11月1日(日)エディオンアリーナ大阪
▼第10試合 RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg~那須川天心挑戦者決定トーナメント~準決勝2 3分3R 延長1R
○志朗(BeWELL キックボクシングジム/ISKA ムエタイ世界バンタム級王者)
判定2-0 ※30-29、29-29、30-28
●植山征紀(龍生塾ファントム道場/SB 日本スーパーバンタム級王者)
那須川天心への挑戦権をかけて争う『RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kg』。志朗は15歳からムエタイの本場タイで試合を重ねた”和製ムエタイ”。18年11月にはフェザー級王者・工藤政英を破る衝撃のRISEデビューを果たした。昨年7月に行われた「RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament」では決勝で那須川天心と対戦。徹底した研究で那須川の爆発力を抑え込んだものの、攻略には至らず敗北を喫した。
植山はシュートボクシング日本スーパーバンタム級王者。当初出場予定だった良星の負傷欠場を受け、代打参戦となった。植山は唯一本トーナメント参戦者の中で那須川との対戦経験がないが、今年8月のRIZINにおいて、同トーナメントに出場する江幡塁にダウンを奪われての判定負けを喫している。
1R、両者オーソドックス。志朗が速く強いジャブでけん制。植山は右ローからオーバーハンド気味の右フックを見せる。プレッシャーをかけるのは植山。パンチから左ローのコンビネーションに対し、志朗はコツコツと右ロー、左ジャブを積み重ねる。ラウンド終盤には植山がバックスピンキック、バックハンドブローと回転系を連打する。
2R、リズムにのる植山が右ロー、右ミドルを連打。志朗が徐々に手数を増やし、左前蹴りからワンツーでプレッシャーをかけ、前進する植山を押し戻す。志朗が右ストレートをボディに散らすと、植山もお返しとばかりに右ボディストレート。植山のプレッシャーに、志朗は手を返すが、やりにくさを感じさせる。
3R、植山のプレッシャーに、下がりながら手数を増やす志朗。ワンツーから右ロー、右ストレート単発とバリエーションのある攻撃が植山をとらえる。植山の圧力が弱まり、志朗が植山の打ち終わりに右ボディストレートを返す。志朗のカウンターが頻度を増し、攻防の終わりは志朗の印象が強くなる。植山のパンチをガードで防いだ志朗がカウンターを返す展開のまま、3R終了のゴングを迎えた。
ジャッジは1名がドローとしたものの、2名が志朗の勝利を支持。植山の攻撃を見切り的確に打撃をヒットさせた志朗が勝利。決勝は鈴木真彦vs志朗の組み合わせとなった。
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