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【RISE】那須川天心が惜別のTKO勝利、”ミスターRISE”裕樹を真っ向勝負で4度倒す(動画あり)

2020/11/01(日)UP

引退する裕樹に4度のダウンを奪って勝利した那須川

RISEクリエーション
『RISE DEAD OR ALIVE 2020 Osaka』
2020年11月1日(日)エディオンアリーナ大阪

▼メインイベント(第15試合)Mr.RISEFinalMatch-58kg契約 3分3R延長1R
○那須川天心(TARGET/Cygames/RISE WORLD SERIES 2019 -58kg トーナメント優勝)
TKO 2R2分56秒 ※スリーノックダウン
●裕樹(ANCHOR GYM/RISE 三階級王者)

那須川天心を相手にキャリア最後の戦いに挑む裕樹(左)

 この一戦はRISE三階級王者・裕樹の引退試合。両者の対戦は当初6月大会で予定されていたが、コロナ禍の影響により大会が中止。本大会で改めて実施されることとなった。

 裕樹はRISE黎明期から第一線で戦い続け、スーパーフェザー(60.0kg)、ライト(63.0kg)、スーパーライト(65.0kg)の三階級を制覇した名王者。その圧倒的な功績と存在感から”ミスターRISE”の異名を持つ。
 この一戦は当初59.5kg契約となっていたが、昨年那須川が世界トーナメントを制した58kgを裕樹が希望。那須川を撃破し、実質四階級制覇を成し遂げると公言している。

飛びヒザ蹴りを放つ那須川

 1R、サウスポーに構える那須川がいきなりスーパーマンパンチ。高速の飛び込みから左ストレート、右フックを裕樹のガードの上に打ち込んでいく。裕樹はガードを堅めながら右ローを見せると、那須川の左フックがテンプルをとらえ裕樹がダウンを喫する。

 立ち上がりガードを固める裕樹へ右フックから左ストレートを連打。裕樹はローを振るが、那須川には届かない。那須川は右フックから左ボディストレートのコンビネーションをヒット。裕樹の入り際に飛びヒザ蹴りをカウンターで合わせていく。

代名詞とも言うべきローキックで応戦する裕樹

 2R、那須川が右フックから左アッパー、左ボディと多彩なコンビネーション。裕樹が後退した隙に左ストレートを伸ばし、2度目のダウンを奪う。立ち上がる裕樹はローを浅くヒットさせるもさらに那須川の左ストレートを被弾。さらに左アッパーから右フックのコンビネーションを直撃、裕樹がロープに詰まったところでレフェリーがスタンディングダウンを宣告する。

 再開後ガードを固める裕樹のガードの隙間から、パンチを潜り込ませる那須川。右ローに左ストレートを合わせられ、何度も裕樹はぐらつかせられるが前進を止めない。しかし裕樹が踏み込んだところに那須川がカウンターの飛びヒザ蹴り。これが裕樹のアゴをとらえ、このラウンド3度目のダウン。この瞬間、那須川のTKO勝ちが決定。リングアナが那須川の勝利を告げる中、マットに大の字に横たわる裕樹へ那須川は深々と頭を下げた。

引退する“ミスターRISE”裕樹(左)を称える那須川(右)

 裕樹の引退試合を終えた那須川はマイクを握ると「非常に感慨深いというか、裕樹さんには本当に昔からお世話になっていた。すごい思い出が沢山あったんですけど、引退試合ということでその思いを殺して僕はこの戦いに臨みました。裕樹選手ありがとうございました。これから裕樹選手みたいな選手って現れないと思うので、最後にこういった試合がやれて嬉しかったです」と、リングを去る裕樹へ感謝。そしてリング上に上がった裕樹の息子へ「息子君、君のお父さんは最高のファイターだったよ」と、父が偉大な選手であったと伝えた。

裕樹との戦いの後、「君のお父さんは最高のファイターだったよ」と、リング上の息子に伝えた那須川

 那須川からマイクを受け取った裕樹は「素晴らしい舞台を用意してくれたRISEさん、那須川選手ありがとうございました。子ども達がかっこ良かったと言ってくれたので良かった」と、最後の戦いを終えた気持ちを語った。

 そして「自分の夢とか思い続ければ叶うということを少しは証明できたかなと思います」と、長い選手生活を通じてファンへ最後のメッセージ。最後に「ずっと20歳の頃から寄り添ってくれた妻に感謝したいと思います。本当にありがとう。最後かっこ悪かったけど、おかげでずっと続けてこれた。楽しかった。最高の格闘技人生でした」と、妻への感謝とともに、格闘家人生への別れを告げリングを降りた。

※全試合結果はこちら

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