【ONE】アルバレスKOのナシューヒン、8連勝中バウシュト下しタイトル戦を要求(動画あり)
ONE Championship
ONE:INSIDE THE MATRIX II
放送日時:2020年11月6日(金)
会場:シンガポール・インドアスタジアム
Photo=(c)ONE Championship
▼第4試合 ONE MMAライト級 5分3R
○ティモフィ・ナシューヒン(ロシア/ランキング4位)
判定3-0
●ピーター・バウシュト(オランダ/ランキング3位)
ライト級世界王者クリスチャン・リー(22=シンガポール)のタイトル挑戦権を賭けた一戦。ランキング3位のピーター・バウシュト(オランダ)と同4位のティモフィ・ナシューヒン(ロシア)が激突する。
バウシュトは、10月30日のシンガポール大会でミャンマーの英雄アウンラ・ンサンを破りONEミドル級世界王者となったライニアー・デ・リダー(オランダ)と同門。2019年5月に下石康太を2R TKOで下しONEデビュー戦を快勝。その後、アントニオ・カルーソ(オーストラリア)、エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)を破り、ONE3連勝中。現在8連勝と波に乗っている。戦績は16勝4敗。
対するナシューヒンは荒々しい戦いが得意なアグレッシブファイター。昨年3月の日本大会で、UFCとBellatorの2大メジャー団体で世界王者のベルトを巻いたエディ・アルバレス(米国)から衝撃KO勝利を収めた。以来1年7ヶ月ぶりの参戦となる。戦績は13勝4敗。
1R、豪腕のナシューヒンはオーバーハンド気味に力強い左右を振りながら前進。ケージを背にしながらナシューヒンの攻撃に合わせるバウシュト。バウシュトがワンツーから右ロー。ナシューヒンは蹴り足をつかみながら右ストレート。倒れたバウシュトをサイドロール。ハーフポジションから強力なパウンド。たまらずバウシュトが立ち上がるが、バックポジションからコントロールする。ナシューヒンが優勢の印象。
2R、バウシュトの蹴りに右ストレートを合わせていくナシューヒン。ナシューヒンは再びバウシュトの右の蹴り足をつかみ、テイクダウン。バウシュトの蹴りのタイミングを見切ったのか、ナシューヒンが再びテイクダウン。その後もスタンドの展開となるが、またもナシューヒンがテイクダウンする。
3R、体力の消耗が激しく失速するナシューヒン。チャンスとばかりにバウシュトが打撃で巻き返しを図るが、やはりナシューヒンにテイクダウンされる。終始、試合を優勢に進めたナシューヒンが判定3-0で勝利した。
ナシューヒンは勝利者コメントで「良い試合だった。毎日練習を積んできた。ぜひタイトルマッチをさせて欲しい。私は準備はできている」とタイトル戦をアピールした。
▶︎次ページは、ナシューヒンがバウシュトの蹴り足を掴みビッグスラムを決める瞬間
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【ONE】22歳の王者クリスチャン・リーが初防衛に成功、無敗挑戦者ラピクスをパウンド葬
・【ONE】大番狂わせ、ナシューヒンが元UFC王者アルバレスにTKO勝ち
・【ONE】元王者に勝利し注目のバウシュトが実はホームレスの過去、彼がプロ格闘家になるまで
・【ONE】ミャンマー英雄・ンサンがミドル級王座防衛に失敗、寝技師デ・リダーが衝撃の1R一本勝ち
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!