【ONE】満身創痍の王者アバゾフが無敗ナカシマに大逆転TKO、死闘の末に初防衛成功(動画あり)
ONE Championship
『ONE:INSIDE THE MATRIX II』
放送日時:2020年11月6日(金)
会場:シンガポール・インドアスタジアム
Photo=(c)ONE Championship
▼メインイベント ONEウェルター級 世界タイトルマッチ 5分5R
○キャムラン・アバゾフ(キルギス/王者)
TKO 4R 3分27秒
●ジェームズ・ナカシマ(アメリカ/挑戦者)
※アバゾフが初防衛に成功
王者のアバゾフは2019年5月に“日本人MMAメジャーリーガー”の愛称を持つ岡見勇信のONEデビュー戦の相手を務め、岡見から2R TKO勝利を収めた。その後10月に前王者のゼバスチャン・カデスタム(スウェーデン)との王座戦に挑戦し、判定勝利で新王者に輝いた。戦績は22勝4敗。
対するナカシマはレスリングを主体にした強豪ファイター。レガシー・ファイティング・アライアンス(LFA)ウェルター級王者の肩書を持ち、MMA戦績は12戦無敗。昨年8月に岡見から判定勝利を収め、その実力が本物であることを証明した。米国在住の父親が日本人ファミリーの養子として育ったため、ナカシマという日本姓を持っている。
1R、テイクダウン狙いのナカシマ。プレッシャーを掛けながらチャンスを狙うが、ナカシマの動きに素早く反応するなど隙を見せないアバゾフ。打撃勝負のアバゾフにナカシマが強烈な左のストレート。これでアバゾフは鼻を骨折するほどの大きなダメージを負った模様。
2R、サウスポーのナカシマは左の打撃を繰り出し、ヒットさせる。ナカシマがテイクダウンのチャンスを掴めない中、やはり勝負は打撃戦に。ラウンド中盤、アバゾフがナカシマをケージに押し込みテイクダウンに成功。ナカシマがすぐに立ち上がり、再びスタンドの展開。前進するアバゾフに精度の高いナカシマの打撃が立て続けにヒットする。
3R、互いにダメージが大きい両者だが、共に攻撃の手は緩めない。打撃が交差する中、ナカシマがダブルレッグでテイクダウンに成功し、サイドを取る。ナカシマはラウンド最後までトップポジションをキープする。
4R、ナカシマの蹴りがアバゾフの下腹部にヒット。再開後、テイクダウンを取りに行くナカシマにアバゾフのヒザが強襲。深いダメージを負ったナカシマに、アバゾフがパンチ、蹴りの連打。最後は、アバゾフの脚にしがみついたナカシマの顔面を右アッパーで叩いたところで、レフェリーが試合を止めた。
これまでMMA12戦無敗と最強のチャレンジャーと言っても過言ではないナカシマをフィニッシュしたアバゾフは勝利インタビューで「次戦は誰と戦うか分からないが、誰が挑戦者であっても、何度でも防衛してみせる。ここは私の場所、これは私のベルトだ」と力強く語った。
▶︎次ページは、アバゾフが怒涛の連打でナカシマをフィニッシュするシーン
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