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【ONE】元UFC強豪・リネカーが元王者ベリンゴンに悶絶TKO勝ち、現王者ビビアーノにタイトル戦要求(動画あり)

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2020/11/14(土)UP

圧倒的な強さで元王者ベリンゴンをTKOで下したリネカー

ONE Championship
『ONE:INSIDE THE MATRIX III』
放送日時:2020年11月11日(金)
会場:シンガポール・インドアスタジアム
Photo by ONE Championship

▼メインイベント バンタム級 5分3R
○ジョン・リネカー(30=ブラジル/ランキング5位)
TKO 2R 1分16秒
●ケビン・ベリンゴン(フィリピン/ランキング1位)

キレの良い後ろ回し蹴りでリズムを作ろうとするベリンゴン(右)

 リネカーは現在ランキング5位で元UFCの強豪選手。高いボクシング技術を武器にJungle Fightバンタム級王座を獲得すると2012年にUFCに参戦。UFCでは元修斗世界フライ級王者の漆谷康宏、イアン・マッコール、マイケル・マクドナルド、TJ・ディラショーらと戦った。昨年10月にONEに参戦しムイン・ガフロフを判定で下した。戦績は32勝9敗。

 対するケビン・ベリンゴン(33=フィリピン)は現在ランキング1位で、フィリピンの名門ジム・チームラカイ所属。2018年7月にONE世界バンタム級暫定王座を獲得し、同年11月に正規王者ビビアーノ・フェルナンデスと統一戦を行って判定2-1の僅差で勝利して正規王者に。しかし、昨年の3月と10月にビビアーノと対戦し、共に敗れて連敗中。戦績は20勝7敗。

“鉄の拳”の異名を持つリネカー(左)元王者・ベリンゴン(右)が頭を下げて避けようとする場面も

 1R、リネカーが右ロー。センターを取るのはベリンゴン。ボクシング技術の高いリネカーは距離を縮め、強いプレッシャーをかける。距離を取るベリンゴンに対し、パンチを振るい前進するリネカー。パンチがヒットしたのか、ベリンゴンの鼻から出血が。強烈な圧力と、接近戦でのボディショットとアッパーでダメージを与えるリネカー。

 2R、バックスピンキックを見せながら、リズムを作ろうとするベリンゴンだが、リネカーはお構いなしに前進。接近戦でパンチを連打。ベリンゴンは返そうと必死だが、頭が下がり腕を大きく振る。コンパクトに打っていくリネカーのパンチが次々ヒット。リネカーが左ストレートジャブ、右アッパー、左フックを打ち込み、前に倒れるベリンゴンに追撃のパウンド。レフェリーが試合を止めた。

圧倒的な強さを見せたリネカー(左)が勝利。王者ビビアーノに対戦要求した

 リネカーは勝利者インタビューで次戦の相手を尋ねられると、現王者のビビアーノ ・フェルナンデスの名前を上げ、タイトル戦を要求した。

※全試合結果はこちら

▶︎次ページは、元UFC強豪リネカーが元ONE王者ベリンゴンを倒した“悶絶”ノックアウトシーン

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