【ONE】元K-1王者グレゴリアンが逆転KO勝利、デビュー戦に悶絶レバー打ちが炸裂!
ONE Championship
『ONE: BIG BANG』
2020年12月4日(金)シンガポール・インドアスタジアム
▼メインイベント 第7試合 フェザー級キックボクシング 3分3R
○マラット・グレゴリアン(アルメニア)
KO 2R 1分52秒 ※左ボディショット
●イヴァン・コンドラチェフ (ロシア)
元K-1世界王者のマラット・グレゴリアン(29=アルメニア)は-70kgで世界トップレベルの実力を誇る選手。2015年7月の『初代K-1 WORLD GP -70kg(現スーパー・ウェルター級)王座決定トーナメント』は3試合連続のKO勝ちで制覇している。
17年のKunlun Fightで開催された16人制の世界トーナメントでは、スーパーボーン・バンチャメーク(タイ)を1Rわずか29秒でマットに沈め優勝。昨年5月にライバル関係にあったシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)とGLORYライト級王座決定戦を争い、判定勝利を収め王座獲得した。
直近の試合は昨年12月の『GLORY73』でエルビス・ガシ(米国)をKOで下し、王座防衛に成功。
今年8月にONEと契約し、今回、Vityaz Fight Teamに所属するイヴァン・コンドラチェフ(ロシア)と対戦する。決して落とすことのできない戦いだ。
1R、グレゴリアンがオーソドックス、コンドラチェフがサウスポー。大きく左右のパンチを振っていくコンドラチェフ。ハイガードでパンチを受けつつも徐々に距離を積めるグレゴリアン。積極的に攻め手数の多いコンドラチェフ。右ロー連打のグレゴリアン。
右のジャブを突き刺すように放ち、左のストレートも出すコンドラチェフ。固いディフェンスのグレゴリアンがさらにプレッシャーを強める。グレゴリアンのハイガードに左右のボディを大振り気味に放つコンドラチェフ。
接近戦、お互いのパンチが交差。コンドラチェフの右フックがグレゴリアンの顔面にクリーンヒット! グレゴリアンがまさかのダウン。すぐに立つが、ダメージが見てとれる。ONEのリングには魔物が住んでいるか。
2R、ダウンを取られすぐに勝負を仕掛けるグレゴリアンが強引に距離を詰め、序盤からローで攻める。コンドラチェフの豪腕フックで体勢を崩すグレゴリアン。まだダメージが残っているか。
一方でグレゴリアンの奥足狙いのローが明らかに効いているコンドラチェフ。しかし、グレゴリアンも先ほどのダメージが完全に抜けきれていない様子。強引に畳み掛けるグレゴリアン。ケージ側、グレゴリアンが強烈な左ボディショット。鋭利な角度でコンドラチェフのレバーに突き刺さり、苦悶の表情のコンドラチェフは立ち上がれず。
激戦区のキックボクシングフェザー級の王座を狙うグレゴリアンが逆転のKO勝ちを収めた。
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