【K-1】才賀紀左衛門が無念の反則勝ち、卜部弘嵩のローブローにより
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1冬の大一番~』
2020年12月13日(日)東京・両国国技館
▼第10試合/スーパーファイト/-58.5kg契約/3分3R・延長1R
○才賀紀左衛門(日本/PURGE TOKYO)
反則勝ち 2R序盤 ※度重なるローブローにより
●卜部弘嵩(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
卜部は、かつてK-1スーパーフェザー級(60.0kg)の頂点に立った。昨年11月には、2階級制覇を目指し、1階級下げてフェザー級(-57.5kg)のトーナメントに参戦。その後はリングから離れていたが、今回の両国大会で復活する。
対する才賀はプロデビューからK-1を主戦場に活躍。総合格闘技に進出すると、RIZINやDEEPなどで活躍した。今年8月にK-1のリングに再び参戦することを発表し、今回新生K-1に参戦だ。
前日の計量で卜部は契約体重の-58.5kgを、60.4kgで1.9kgオーバーとなった。これを受け、第1ラウンド、卜部は減点2から試合開始となる。
なお規定では、才賀は8オンス、卜部は10オンス着用のグローブハンデとなるが、才賀がこれを拒否したため、双方とも8オンスグローブを着用しての試合となる。
1Rは互いのジャブの差し合いからスタート。前に出ては左ローを出す才賀に、卜部は落ちついてガードを固め、右フックをヒットさせる。
中盤から卜部がステップを踏み始め、ヒザをボディに突き刺す。素早いパンチからのヒザを使い、手数・ハンドスピードで勝り始める卜部。しかし終盤、卜部のヒザが才賀の下腹部にヒットしてしまう。
2R始めにも、卜部のヒザが才賀にローブロー。試合が長く中断する。コーナーの椅子に座り、苦悶の表情の才賀。
結果、才賀はダメージが大きく続行不可能。度重なる卜部の反則につき、才賀の反則勝ちとなった。
勝利するも、涙を堪えられない才賀は、スタッフに両脇を抱えられながらリングを後にした。
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