【K-1】瓦田脩二、大沢文也との友情対決を制す
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1冬の大一番~』
2020年12月13日(日)東京・両国国技館
▼第5試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R
●大沢文也(日本/TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)
延長判定1-2
〇瓦田脩二(日本/K-1ジム総本部チームペガサス)
大沢は軽快なステップから放つ左フックや左右のボディを武器にK-1グループで長年活躍。Krushではライト級王者ゴンナパー・ウィラサクレックの王座に挑戦し、接戦に持ち込んだ実力を持つ。18年12月には世界最強決定トーナメントで準優勝。最近は2連勝していたが今年7月、蓮實光にKO負けを喫した。
対して瓦田は180cmの長身から繰り出す一撃を武器とするファイター。19年にはキャリア初の連敗に見舞われたが、直近3試合は連勝と好調だ。2人は練習を通じて交流を深め、所属ジムは別ながら、よき先輩・後輩の間柄にあるという。
1R、両者互いに会釈するようにして試合に入る。瓦田は左右ミドルで行くが、大沢はこれを手で流してボディフックをリターン。瓦田のミドルを大沢はうまく受け流してリズムに乗らせない。
2R、瓦田はプレッシャーを増しパンチとヒザで攻める。だが、大沢は瓦田の攻めを熟知しているかのように有効打を与えない。大沢はこのラウンドもボディフックを回転させる。瓦田はストレートとヒザで切り崩さんとするが、大沢はやはりクリーンヒットさせない。
3R、瓦田は勝利を得んとパンチとヒザ、そしてローで前に出る。押されていた大沢だが、中盤から前に出ていき、瓦田が出て来ると逆に横へさばいてボディフックを回転させる。
判定は30-29(大沢)、29-29、30-30でドロー。延長戦で勝負を決することとなる。
延長R、瓦田は大沢をコーナーに詰めパンチとヒザで攻勢。だが大沢はガード・ブロックしてダメージを負っていないか。大沢は1Rから放ってきたボディを効かせるが、瓦田もすぐに攻め返す。両者打ち合いとなり終了のゴングが鳴る。
判定は瓦田、大沢と割れた後で最後の1者は瓦田を支持。友情対決を制した。
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