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【RISE】“8頭身”の17歳JKファイター・AKARIが完勝で無敗記録を更新

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2020/12/18(金)UP

AKARI(右)がユリカに決定打を許さず判定勝利

RISEクリエーション
『RISE 144』
2020年12月18日(金)東京・後楽園ホール

▼第2試合 ミニフライ級(-49kg) 3分3R
●ユリカ・グラップリングシュートボクサーズジム(28=グラップリングシュートボクサーズ/SB日本女子ミニマム級4位)
判定3-0 ※29-28、30-28、30-28
〇AKARI(17=TARGET/2018年KAMINARIMON全日本女子-52kg級優勝)

長い脚で右ミドルを蹴り込むAKARI

 ユリカはRISE初参戦でムエタイをベースとするテクニシャンで、SB日本女子ミニマム級4位。過去にはMIOや紅絹などのトップ選手との対戦経験も持ち、現在2連勝中だ。

 AKARIは、第2代RISE QUEENの神村エリカの愛弟子であり、“8頭身”の長い手足を利した攻撃を得意とする。前戦ではキャリアで大きく上回る後藤まきと対戦し、得意な蹴りよりもパンチを多く使い判定勝ちとなった。デビュー以来4戦無敗。

 1R、互いにジャブ、ローを飛ばす。AKARIは前蹴り、そして速いローを当てていく。ユリカは相手の打ち終わりに合わせてパンチで前に出て、AKARIの前蹴りをつかんでフックを振るっていく。身長差では1cmだが、前日計量で2kgアンダーだったユリカに比べてAKARIは体格、リーチでかなり上回っているように見える。

 2R、ジャブ、ローを的確に当てていくAKARIに、ユリカはプレッシャーをかけていく。しかしAKARIはうまく距離を取りながらジャブとローを蓄積させていく。AKARIが冷静な試合運びを見せてペースを握る。

 3R、ユリカはさらにプレッシャーを強めて前へ出てくるが、AKARIはサークリングや前蹴りを使って詰めさせない。逆転を狙うユリカだが、AKARIはジャブに加えて左ミドルも当て、ユリカに決定打を許さない。判定は3-0でAKARI。完勝と言える内容でデビュー以来の連勝記録を5に伸ばした。

※全試合結果はこちら

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