【RISE】憂也が延長Rで元WKBA世界王者・緑川からダウンを奪い、大激戦制す
RISEクリエーション
『RISE 144』
2020年12月18日(金)東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第8試合) ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R
●緑川 創(RIKIX/同級1位、元WKBA世界スーパーウェルター級王者)
延長判定0-3 ※9-10、8-10、8-10
◯憂也(魁塾/同級6位、ウェルター級5位、第2代DEEP☆KICK-65kg王者)
※本戦1-0(30-29(憂也)、29-29、29-29)
緑川は新日本キックボクシング協会の重量級エースとして長く君臨。14年2月にはあのアンディ・サワーからも勝利を収めるなど国内外の強豪と激闘を繰り広げた。今年1月にはこれまで所属していた目黒藤本ジムが閉鎖。自らのチーム設立を経て、6月から小野寺力が率いる『RIKIX』で活動を開始している。
RISEには、今年7月に初参戦し、RISEウェルター級王者・ベイノアに二度のダウンを奪い完勝。続く10月横浜大会ではシュートボクシングのエースの海人と対戦。敗れはしたものの僅差の接戦を繰り広げ、ベテランの意地を見せた。
対する憂也は2010年にK-1甲子園で準優勝、同年にDEEP☆KICKでプロデビューを果たすと、様々なリングで活躍。RIZINには2度出場して、全て1RでKO勝利している。右ストレートに破壊力を持ち、前戦の11月1日RISE大阪大会では、DEEP☆KICK70kg王者の籔中謙佑を1R KOで葬っている。
1R、ロー、ミドルの緑川。憂也もハイを返す。互いにワンツーを打ち合い、憂也の右ハイが入るが緑川はグラつかない。スピードのあるインローやジャブを突く憂也。緑川は飛び込んで左右のフックを狙うが、憂也は自分の距離を保って中に入らせない。
2R、ジャブの憂也に合わせて緑川はローを飛ばす。飛び込んで左、右とフックの緑川に憂也はしっかりとガードを固める。憂也がパンチを出すタイミングで緑川もパンチを返す。プレッシャーを掛けるのは緑川。しかし憂也も緑川のフックにショートの右フックを合わせる。ラウンドが終了しコーナーに戻る緑川は、右の目尻から出血が見られる。
3R、ジャブ、強いハイキックの憂也。緑川は憂也のパンチに合わせてワンツー、さらに近距離でボディから顔面のコンビネーションへつなぐ。ジャブとローで距離を保っていた憂也だったが、終盤は前に出る緑川に呼応し打ち合いに。互いに手数が止まらずゴング。判定は1者が憂也も2者はドロー。試合は延長戦へと突入した。
延長R、すぐに詰める緑川に憂也も打ち返す。そして緑川の右に憂也が右のカウンターを合わせダウンを奪う。ダメージを感じさせず前へと出てくる緑川にボディへのヒザを返す憂也。近い距離から右アッパーを出す緑川に、憂也はスタミナ切れでふらつきながらも気迫で左右のフックを打ち返す。打ち合いのまま延長ラウンドが終了。ダウンを奪った憂也が延長判定で激闘を制した。
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