【ONE】王者クリークリャがタフな挑戦者に無慈悲なラッシュ!圧倒的な手数で初防衛成功
ONE Championship
『ONE:COLLISION COURSE』
2020年12月18日(金)シンガポール・インドアスタジアム
▼ONEライトヘビー級キックボクシング世界タイトルマッチ 5分5R
◯ローマン・クリークリャ(ウクライナ/王者)
判定3-0
●アンドレイ・ストイカ(ルーマニア/挑戦者)
※クリークリャが初防衛に成功
両者の対戦は今年4月に予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で実現せず。その後、クリークリャは今月4日の『ONE: BIG BANG』でムラト・アイグン(オランダ/トルコ)との防衛戦を行う予定だったが、コロナ検査の結果、自身は陰性だったものの陽性となった人物と接触していたため欠場となってしまった。
今回ようやく、初めての世界タイトル防衛戦を迎えるクリークリャ。ストイカとのハードヒッター同士の対戦に、KO決着が期待される。
1R、両者ともにオーソドックス。長いリーチを生かしたクリークリャが一方的に攻める展開。ジャブ、ローを繰り出し、近づけば、ボディブローを放つ。飛び込んで右ヒザのクリークリャ。ケージを背にするストイカはガードを固めるしか手がない様子。
2R、鋭いジャブを連打するクリークリャ。上に意識を上げさせ、右ローを連打。ストイカ、ローが効いたか、強烈なローに体が流れる。
3Rも序盤から王者が圧倒の展開。クリークリャが左右のボディー。タフなストイカは倒れず、大きなフックで返すが、手数は圧倒的に少ない。
4R、ワンツーからロー、ヒザと連続攻撃のクリークリャ。変わらずタフなストイカだが、ローが効いているのか、フットワークがあまり使えず、ほぼサンドバッグ状態に。右ローからワンツーのクリークリャ。王者が手数で完全に圧倒する。
5R、フィニッシュを狙うクリークリャが積極的に攻める。クリークリャがバッティングから、流れで組んでヒザと右ストレート。これで試合が一時中断。最後のラッシュを続けるクリークリャ、被弾するストイカはフラフラになりながら、ダウンを許さず。タイムアップとなり、3ー0の判定で王者のクリークリャが勝利。初防衛に成功した。
▶︎次ページは、むしろ倒れないストイカを褒めるべき!王者クリークリャの無慈悲なラッシュ!
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