【RIZIN】浅倉カンナが“打撃進化”であいに競り勝つ、21年タイトル挑戦をアピール(動画あり)
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『Yogibo presents RIZIN.26』
2020年12月31日(木)さいたまスーパーアリーナ
▼第4試合 スペシャルワンマッチ
RIZIN 女子MMAルール(49.0kg):5分3R ※肘あり
○浅倉カンナ(パラエストラ松戸)
判定3-0
●あい(フリー)
浅倉は14年10月に17歳でプロデビュー。16年にRIZINへ参戦すると、17年10月より開催されたRIZIN女子スーパーアトム級トーナメントのメンバーに抜擢。決勝でRENAからバックチョークで一本を奪い優勝し、一躍RIZIN女子の顔となった。翌年にはRENAとの再戦も制しRIZIN6連勝と絶好調だったが、同大晦日に浜崎朱加に敗れ初代RIZIN女子スーパーアトム級の王座奪取のチャンスを逃すと、翌6月には山本美憂に判定負けを喫し苦しい連敗。その後再起戦勝利を含め3連勝と復調。RIZIN王座奪取に向け歩みを続ける。
対するあいはアマチュアレスリングで数々のタイトルを獲得したレスリングエリート。18年にはABEMAの人気企画「格闘代理戦争3rdシーズン」の8人制トーナメントに参戦し注目を浴びた。同年大晦日にRIZIN初出場を果たし、仮面女子の川村虹花をTKOで破りプロデビュー戦を勝利。現在デビューから5連勝と無敗のまま浅倉戦を迎えた。
1R、構えは両者サウスポー。前傾姿勢のあいに対し、浅倉が左ローから左右フックと打撃でプレッシャー。あいが左右フックを見せるも浅倉が足を使い回避。浅倉が左ストレートを浅くヒットすると、嫌がるあいが浅倉の右足をとりコーナーへ押し込む。
ブレイク後、浅倉の左ストレートを受けたあいが再び右足を狙うシングルレッグ。浅倉をロープに押しつけるが、浅倉がテイクダウンを許さない。
2R、右ジャブからタックル、飛びヒザ蹴りとバリエーションを見せるあい。ジワリとプレッシャーをかける浅倉は、左ロー、左ストレートであいを攻める。浅倉が左ストレートからタックルもテイクダウンは奪えず。あいがタックルから浅倉をガブるが、浅倉が足をとりテイクダウンに成功。
すぐに立ち上がったあいは浅倉の左半身に組み付き、腰に両手をクラッチ。浅倉はコツコツとあいの横顔にパンチを当てる。
3R、打撃でペースを握る浅倉へあいがタックルを仕掛けテイクダウン成功。スタンドに戻ると浅倉が左ロー、左ストレートをヒットさせるが、あいも左右フックで応戦し浅倉を下がらせる。浅倉が左ストレートからのタックルで、今度は浅倉がテイクダウン奪取。バックから足首を取りに行くが、あいが立ち上がり回避。またもスタンドの展開に戻る。
スタンドではあいの左右フックに合わせる浅倉の左ストレートが冴え、あいの右横面に立て続けにヒット。最後は浅倉がテイクダウンを奪い、パウンドを落とすまま終了のゴングが鳴った。
判定はジャッジ3者が浅倉を支持。打撃スキルに進化を見せた浅倉が王座挑戦へ一歩近づく勝利を手にした。
勝利を勝ち取った浅倉は「年末のリングにまた立てていることを当たり前じゃないと実感しています。今日同じ階級のタイトルマッチがありますが、自分も来年はそこに挑戦できるようにがんばるので応援お願いします」と、RIZIN女子スーパーアトム級王座への挑戦を高らかに宣言した。
▼この試合の動画
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