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【RIZIN】吉成名高がタイの三冠王を瞬殺、那須川天心に対戦要求(動画あり)

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2020/12/31(木)UP

圧勝の吉成

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『Yogibo presents RIZIN.26』
2020年12月31日(木)さいたまスーパーアリーナ

▼第6試合 スペシャルワンマッチ
RIZIN キックボクシングルール(50.0kg):3分3R ※肘あり
○吉成名高(エイワスポーツジム)
TKO 1R 2分20秒 ※スリーノックダウン
●ペットマライ・ペットジャルーンウィット(タイ/ペットジャルーンウィットジム)

 吉成は幼少期から空手、キックボクシングで数々の試合を経験し、アマチュア17冠を達成。本場タイで「神の階級」と呼ばれるミニフライ級において、ムエタイの二大殿堂のタイトル「ラジャダムナンスタジアム」と「ルンピニースタジアム」の両認定タイトルを統一。外国人として2人目、日本人として初めての快挙を成し遂げた。
 RIZINへは20年8月に初参戦。RIZIN初のヒジ有りキックボクシングルールで優心と対戦市、そのヒジでカットを奪いTKO勝利を勝ち取っている。

ヒジで切り裂く吉成

 対するペットマライはタイにおいて7chライトフライ級、ムエサイアムフライ級、ムエサイアムライトフライ級のベルトを巻く三冠王。現在19歳ながら70戦を超えるキャリアを持つ歴戦のムエタイ戦士である。タイでも名が通る統一王者・吉成を撃破し、その名を世界へ轟かせるか。

 1R、ペットマライが距離を詰め強烈な右ミドルを打ち込むも、吉成がキャッチしこかし。立ち上がったペットマライへ、懐に呼び込んだ吉成がパンチを上下に散らし、左のショートストレートで早々にダウンを奪う。立ち上がったペットマライは手数を弱めず前進するも、吉成はヒザ、左ストレート、右ヒジとバリエーションのある攻撃で応戦。口から血を流し始めたペットマライにヒザを突き上げ、離れ際に放った横薙ぎの右ヒジで2度目のダウンを奪う。

 立ち上がったペットマライはさらに圧力を強めるが、吉成はペットマライの打ち終わりに左ヒザ。ロープに後退するペットマライに左ストレートを直撃させ、フォローの右ストレートを当てるまでもなく3度目のダウンを奪取。吉成がタイの三冠王を瞬殺し、ムエタイ二大殿堂王者の強さを見せつけた。

 吉成はマイクを握ると「自分は小学生の頃からタイで試合をしてきて、ムエタイに誇りを持っています。ルンピニーとラジャダムナンの王者として来年もどんどんとRIZINを盛り上げていきたいと思うので、応援よろしくお願いします」と、ファンへ感謝の言葉を述べた。

 そして「試合をしてみたい選手がいて、その選手は来年キックボクシングを卒業しちゃうみたいです。僕がその前に勝つことで、自分がこれから引っ張っていくんだぞっていうのを見せたいと思っているので、これからも注目してください」と発言。煽りVで対戦を希望した那須川天心戦を改めてアピールした。

※全試合結果はこちら

▼この試合の動画

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